メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」って最近、よく聞くよね。
天才絵本作家・ヨシタケシンスケさんが作るとこうなるんだよねー!「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。そのエッセンスを紹介しよう。
・メメンがつくったお皿を割っちゃったモリ。
いいのよ!だってどんなものでも いつかはこわれたりなくなったりするんだから。
「ずっとそこにある」ってことよりも、「いっしょに何かをした」ってことのほうが大事じゃない?だって、わたしたちだって、ずーっとここにいるわけじゃないでしょう?いつかはおとなになって、おとしよりになって。そしていつかは天国にいく。
だからこの世界にいるあいだは、おもしろいことをたくさん考えて、おいしいものを食べて、すきな歌をおぼえて、歌って こわれちゃったらかなしんで あたらしくできたらよろこんで どうでもいいことはほっといて たくさんおぼえて たくさん忘れて よごして あらって ちらかして かたづけて 「あしたでおわっちゃうかも」ってまいにちをいっしょうけんめい すごしてもいいし 「そのうちなんとかなるさ」ってのんびりやったっていい。
つまりは「自分では選べないことと 自分で選べることがある」ってことよね。それを、みわけられるようになりたいわよね。
・ボクは、知らなかった。すべてのゆきだるまに意識がある、ということを。
・つまり人は「思ってたのとちがう!」ってびっくりするために生きてるのよ。思ってたのと違うから世界はつらいし、きびしいし、たのしいし、うつくしい。
・なんのために生きてるのかわからなくても、わたしたちは、つまんないえいがも、おもしろいえいがもみることができるお客さんなのよ。
『メメンとモリとちいさいおさら』『メメンとモリときたないゆきだるま』『メメンとモリとつまんないえいが』の三本。
いいなあ!勇気づけられるというかホッとするねー!♪ 悩みがあるときやリラックスしたいときに読むといいね。オススメです。(・∀・)