「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「メメンとモリ」(ヨシタケシンスケ)

メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」って最近、よく聞くよね。

 

天才絵本作家・ヨシタケシンスケさんが作るとこうなるんだよねー!「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・メメンがつくったお皿を割っちゃったモリ。

 
いいのよ!だってどんなものでも いつかはこわれたりなくなったりするんだから。
 
「ずっとそこにある」ってことよりも、「いっしょに何かをした」ってことのほうが大事じゃない?だって、わたしたちだって、ずーっとここにいるわけじゃないでしょう?いつかはおとなになって、おとしよりになって。そしていつかは天国にいく。
 
だからこの世界にいるあいだは、おもしろいことをたくさん考えて、おいしいものを食べて、すきな歌をおぼえて、歌って こわれちゃったらかなしんで あたらしくできたらよろこんで どうでもいいことはほっといて たくさんおぼえて たくさん忘れて よごして あらって ちらかして かたづけて 「あしたでおわっちゃうかも」ってまいにちをいっしょうけんめい すごしてもいいし 「そのうちなんとかなるさ」ってのんびりやったっていい。
 
つまりは「自分では選べないことと 自分で選べることがある」ってことよね。それを、みわけられるようになりたいわよね。
 
・ボクは、知らなかった。すべてのゆきだるまに意識がある、ということを。
 
つまり人は「思ってたのとちがう!」ってびっくりするために生きてるのよ。思ってたのと違うから世界はつらいし、きびしいし、たのしいし、うつくしい。
 
なんのために生きてるのかわからなくても、わたしたちは、つまんないえいがも、おもしろいえいがもみることができるお客さんなのよ。
 
『メメンとモリとちいさいおさら』『メメンとモリときたないゆきだるま』『メメンとモリとつまんないえいが』の三本。

 

いいなあ!勇気づけられるというかホッとするねー!♪ 悩みがあるときやリラックスしたいときに読むといいね。オススメです。(・∀・)