明けまして お目出度うございます 今年も よろしくお願い申し上げます
この「一日一冊一感動!感動の仕入れ日記!」も15年目、5077日目を迎えました。今年は、おもいっきり夢を描いて、叶えたいで、一発目の本はこれにしましょう!♪
「やあおはよう。とつぜんでもうしわけないんだけど ボク もしものせかいにいくことになりました----」 いつもいっしょのあの子がどこかへ行ってしまう。 どうして君なの? どうして今なの?大事なものを突然失ったとき、思いがけない別れが訪れたとき。 心にぽっかりと空いた穴は、どうやって埋めたらいいんだろう。 なんども読み返したくなる優しい物語。 ヨシタケシンスケの新たな世界が広がる絵本!」そのエッセンスを紹介しよう。
とつぜんでもうしわけないんだけど、
ボク、もしものせかいにいくことになりました
え?もしものせかいって?
もしものせかいは、きみがくらしている
いつものせかいではなく
きみのこころのなかにある
もうひとつのせかいだよ
きみがどうしても できなかったことや、
ずっといっしょにいたかったひとや
かわってほしくなかったもの。
きみのめのまえからきえてしまって
「もしも あのとき…」って
おもいだすもの
それは、みんな もしものせかいに いるんだ
ボクも、いまからそこにいく
どんなものでも どんなことでも
どんなひとでも どんなきもちも
きえて なくなったりしない。
いつものせかいに
もしものせかいに あるばしょが、
いるばしょが
かわるだけなんだ
きみのみらいに
なるはずだったものが、
そこには みんなある
もしものせかいは
てで さわることはできないけれど
きみのなかに ちゃんとある
もうひとつのみらいとしていつまでも
きみといっしょにいる
そして もしものせかいが
おおきいひとで あればあるほど
いつものせかいも おおきく
ふくらませることが できるはずなんだ
なぜなら もしものせかいはきみだけの
きみのためのエネルギーのかたまりだから
「もしもコロナが起きなかったら」「もしもコロナが終息したら」「もしも新しい世界に変わったら」……もしもの世界が広がるなー!!!シンプルに書いてあるけど奥が深いよー!オススメです!(・∀・)