最近、愛読している「てれびのスキマ」こと戸部田誠さんの本。こんなにも深く芸人やテレビについて解説してるなんてスゴイわー!♪ (・∀・)
「笑福亭鶴瓶こそが〝最強〟の芸人である――。大物と対等にわたりあう一方で、後輩にはボロクソにイジられる。 全国を訪ねて地元の人々と交流した翌日には、 大ホールで落語を一席――。かくも老若男女に愛される「 国民的芸人」の原動力とは何か?
生い立ちから結婚、反骨の若手時代、タモリ、たけし、さんまの「 BIG3」、吉永小百合、中村勘三郎らとの交遊、 人気番組NHK「鶴瓶の家族に乾杯」秘話まで。「テレビっ子」 ライターが膨大な資料を駆使して、 その長く曲がりくねった芸人人生をたどる。運と縁を引き寄せる、 スケベで奥深い人生哲学に学べ!」そのエッセンスを紹介しよう。
生い立ちから結婚、反骨の若手時代、タモリ、たけし、さんまの「
今、 日本に住んでいる人たちの中で笑福亭鶴瓶を知らない人はほとんど いないだろう。けれど、鶴瓶の本当のスゴさを知っている人は、 果たしてどれだけいるだろうか。タモリ、たけし、さんまの「 BIG3」を人は「天才」と呼ぶ。その共通点は「孤独感」だ。 笑いの奥底には、どこか“影”のようなものがつきまとう。 それは恐らく、 本当の意味で他人を信じることができないからではないか。“ 孤独”は多くの天才と呼ばれる人物に共通したものだ。しかし、 鶴瓶には、それが一切感じられない。彼にあるのは、 それとは真逆の「幸福感」だけだ。では、鶴瓶は「天才」 ではないのだろうか。それは違う。
・僕はあるキーワードにたどり着いた。「スケベ」だ。 彼の生き方に通貫している「スケベ」な思想こそ、 鶴瓶を鶴瓶たらしめているのではないか。タモリは鶴瓶のことを「 自閉症」ならぬ「自“開”症」と“診断”している。 誰に対しても心を開き続ける鶴瓶はまさに“病的”である。 鶴瓶は、他人を信じている。それができるのは、 誰よりも自分を信じているからではないだろうか。
・立川談志「己の姿を曝け出し、実在と、虚像が入り混じった、 何とも形容しがたい落語家」「(ビート) たけしに出せと言ったら、出す、おれも出す。(桂) 三枝は出さない。お前は出せと言われなくても出す。それが偉い」
・「テレビに出てる芸人ほど、すごいもんはないですよ。 あえて誤解を恐れずに言うならば、 寄席にしがみついて同じネタばかりやっている人は、 結局なまけもんだと僕は思います」
・「自分が経験してきた、リアルな話題だけで構成してみる。 これなら僕にしか語れない。他人にマネされる心配は、 まず絶対にない」
・「二足の草鞋を履かないほうがいいとか言うやろ? とんでもない。何足もの草鞋を履けるなら履いたほうがいい。 それが全部つながってくる」
「日本で一番サインをしている男」「(上天からの)美意の案配( びいのあんばい)」「チンポ丸出しの人生」など。
いいねえ〜!いわゆる「愛されキャラ」だよね〜!こんなふうに「てるてるソング」もなりたいなー!♪ オススメです!(・∀・)♪