「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「65歳 何もしない勇気」(樋口裕一)

 
ちょうど2年前、コロナで重症患者として入院、退院してからのワタシ。もう頑張るのをやめた、努力するのをやめた、無理をするのをやめた!!!と思ったんだけど、実際にはなかなかそうは行かないよね〜!♪ 
 
さて、この本は、勇気づけられるよー!!!
「○○しなきゃいけない」で溢れかえった現代、満ち足りた老後を送るために必要なのは「もうやーめた」?ベストセラー『頭の良い人、悪い人の話し方』の著者による、自由で幸せな後半生への招待状」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・65歳を過ぎて「高齢者」になったら、様々なものから解法されて自由になるのだろう……私は長い間、そう思ってました。ところが、いざ自分が65歳を過ぎてみると、なかなかそうはいきません。しなければならないことが次々出てきます。そこで考えたのは、心の断捨離です。「しなければならない」という考えを捨ててしまうことです。「もうしなくていい」と自分に宣言してしまうことです。
 
・愚痴も自慢と同じように嫌われますが、私は文学が人間にとって必要不可欠なものであると同様、愚痴もまた人間に必要で、遠慮せずにこぼしていいと考えます。
 
高齢者になって現役を引退したということは、無理やり理性的に生きるのを強制されずに、本来の人間らしく、被理性的に生きることが可能になったということでもあります。これまで発揮されずにいた被理性の部分を、久しぶりに表に出すのもとても心地よいことだと、私は思います。
 
「「もうやーめた」のスタンスでいい」「一周回って、はじめの自分に戻っていい」「力の衰えを嘆かなくていい」「何もしなくていい」「モノは溜め込まないほうがいい」「「楽しい」と思える範囲でいい」「引き算で考えなくていい」「完璧主義は卒業でいい」「完璧主義は卒業でいい」「「たかが」「されど」と考えていい」「自慢していい」「過去の栄光にしがみついていい」「自慢会をすればいい」「自分をネタに笑っていい(自己卑下を加える)」「見栄を張らなくていいい」「愚痴をこぼしていい」「まじめでなくていい」「起こったことにじたばたしなくていい」「自分でできなくていい」「ブレてもいい」「過去の偽造をしてもいい」「予定変更が前提でいい」「ぎすぎすしない、南国気質でいい」「頑張らなくていい」「トシのせいにしていい」「余計な心配はしなくていい」「他人まかせにしていい」「理屈で考えなくていい」「やり遂げなくていい」「運転しなくていい」「素直に言葉に出していい」「約束を破られても、許せばいい」「意固地にならなくていい」「ブログを始めてみる」「一人旅にチャレンジする」「美術館に行ってみる」など。

 

65歳になる前に、来年からやりたいわー!♪オススメです。(・∀・)!