愛読している、ほしおさなえさんの新刊。待ってましたよー!コロナのことも描写されているのが最新だねー!♪ シリーズ、第6冊目かー!♪
「 未曾有の感染症が世界に広がり、記念館の閉館セレモニーは中止。百花もリモート環境で大学の卒論制作と就活が始まった。一成とも誰とも会えず不安な時を過ごす中、百花は改めて和紙の意義について考え……」そのエッセンスを紹介しよう。
・「あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」
(わたしはもう死ぬけれど、 この世の思い出にもう一度あなたに会いたいです)
・「とどめおきて誰をあはれと思ふらむ 子はまさるらむ子はまさりけり」
(亡くなった娘はいまだれを思っているのか、 きっと自分の子どもことだろう。 わたしにとっても子どもであるあなたがいちばん大事だから)
・「物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る」
・「少しずつ遠ざかる星しんしんと広い夜空に光り続ける」
・「どんな仕事も、これまでの歴史を背負っている。 過去を背負い先に進む。生きるとはそういうことです。 世の中はいいことばかりではないですか、 苦しむこともあるでしょう。でも、よく生きてください。」
今週、川越行くぞー!♪ 「三日月堂」行きたいなー!フィクションなのか、ノンフィクションなのか。境目がつかなくなる一冊。オススメです!(・∀・)