吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる・小室等のフォーライフ4人衆。みんな好きなんだけど、中でも長老・小室等の「音楽夜話」は大好きだったなー!♪ そして谷川俊太郎さんとの「プロテストソング」「父の歌」など、聴いたなー!♪
さて、この本。「フォークソングに惹かれて音楽の世界に飛び込んだ著者は,出会いと交流のなかで,ジャズやブルース,民謡や現代音楽など,広く音楽の豊かさに触れ,音楽の持つ本源的な力に思いを馳せていく.谷川俊太郎・武満徹・渡辺貞夫・坂田明氏らをめぐるエピソードはまことに興味深く,著者の視線はあくまで真摯で温かい.渾身の体験的音楽論」そのエッセンスを紹介しよう。
・〈おどおどすんな皆の衆〉
〈人生を積極的に肯定する情熱がない限り、 歌は生まれないだろうと思う〉
これ、ぼくにとってキーワードです。
いま、あらためて思うのです。
谷川(俊太郎)さんのことばにからめていうなら、ぼくはずっと「 おどおど」人生で来たけれども、同時に「退かず」でもあったな、 と。
そして、その勇気を与えてくれたのは、 1974年に語ってくれていた武満(徹) さんのことばでもあったな、と。
「おどおどしながら、しかし、退かず」
「人生を肯定するもの、それが音楽だ」
・谷川さんは、のちに、 フォークソングがもたらした重要な要素のひとつは「 日本語の日常の言葉をそのまま歌にしたこと」であり、それは「 とても大きい出来事だった」とおっしゃっています。 そのつくり手のなかに、ぼくたちもいたわけです。
やっぱり青春の多感なときに聞いた音楽は染み付いてるよねー。オススメです。(・∀・)♪