「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている」(左巻健男)

一応、ワタシの最終学歴は、明治大学 農学部 農芸化学科 醗酵食品学研究室 卒業というモノ。つまり化学と生物が専門ということになっている。それは元々、英語が大好きでで、大得意で、英文科か外国語学に進学したいと思っていたのを、兄にだまされて(笑)兄と同じ大学の、学部の学科を選んだのだった。でも、入学して分かったのは、ワタシは理系じゃなかったことだったっ!!!そこから地獄の4年間が始まったっ!!!(笑)

 

さて、この本。ワタシの大好きな(大嫌いな)化学の本だよー!♪

火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器核兵器・・・。  化学は人類を大きく動かしている化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介する、白熱のサイエンスエンターテインメント! 化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける」そのエッセンスを紹介しよう。

 

「化学とは何か」を簡単に述べてみたい私たちの世界は物質からできている。身のまわりには、水、空気、土、石、木、金属、紙、ガラス、薬品、プラスチック、ゴム、繊維など、実にさまざまな物質がある。私たちは、多種多様な物質を生活に利用している。
 
・私たちの生活を便利にしているさまざまな物質は、物質の「構造」(物質をつくる原子・分子・イオンがどんな結びつきをしているかなど)や「性質」「化学反応」(新しい物質ができる変化。化学反応)を研究する化学が発展してきた成果です。
 
・私たちの体をつくる原子のうち10億個ほどは、かつてクレオパトラの体をつくっていたかもしれないし、さらにもう10億個は仏陀など歴史上の人物からやってきたかもしれない
 
スクール(学校)は、実はスコレというギリシャ語が語源だ。意味は「暇」。暇な時間における悦びはフィロソフィアであり、会話をする時間や場所もスコレにふくまれるようになった。つまり、スクールとは、知識を楽しむ(フィロソフィア)場所なのである。
 
物質は驚くほどさまざまな変わり方をするもっとも根本的なことは、物質が変化するいうことだ。絶えず変化しているのに、物質は無から生まれることはないし、あるものが、なくなってしまうことはない。つまり物質は不生・不滅である。数限りない物質が絶えず変化しているのに、物質全体としては不生・不滅なのはどうしてだろうか。古代ギリシャタレス「すべての物質がただ一つの“もと”からできているからに違いない」と考えた。目をつけたのはである。
 
やっぱり化学ってオモシロイよね〜!でもあまり深入りはしたくないよね〜!(笑)オススメです。(・∀・)