ワタシが中学、高校で習ったときは、物質は分子で出来ていてそれは原子で出来ている。原子には原子核と、その周りに電子が回っている、ってことだったけど、いつの間にか「超ひも理論」になっていたよね。(笑)(・∀・)♪ 科学は進歩するよね。
さてこの本。「身のまわりの物質はすべて、極めて小さな『ひも』が集まってできている」。これが,物理学の最先端の理論である「超ひも理論」。物質をどんどん細かく分割していき、最後にたどりつくと考えられる究極に小さい粒子を「素粒子」といいます。素粒子を直接目にした人はおらず、素粒子がどのような姿かたちをしているのかは不明です。超ひも理論とは、この素粒子が極小のひもだと考える理論」そのエッセンスを紹介しよう。
・これまでみつかっている素粒子は、全部で17種類あります。 これらは3つのグループに分けられる。「 物質を構成する素粒子の仲間」( 原子を構成要素のアップクオーク、ダウンクォーク、電子など)「 力を加える素粒子の仲間」(光子など)「 万物に質量をあたえる素粒子」(ヒッグス粒子)です。
・超ひも理論では、素粒子の正体を「長さをもつひも(弦)」 だと考えます。素材は考えようがないのです。ひもの長さは10- 34(10の-34乗)メートル。 太さはないと考えられています。原子が銀河サイズなら、 ひもはアリのサイズです。1秒間に10の42乗、 9次元空間で振動しています。
・私たちの住む地球、太陽系、そして広大な宇宙には、 基本的な4つの力があるといいます。「重力」「電磁気力」「 強い力」「弱い力」の4種類のことです。 自然界のさまざまな現象はこの4つの力で説明できてしまいます。 現代の物理学者は、これら4つの力を、 たったひとつの力として説明することを目指しています。
……ムズカシイけど、わかりやすいっ!あらためて勉強したくなりました。オススメです!(・∀・)♪