「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「説明の一流、二流、三流」(桐生稔)

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ワタシと同じ新潟県十日町市出身でご活躍中の桐生稔さん。この前何気なくテレビを観ていたら出演してましたよー!!!すごーい!!!以前ウチ(SA)で学んでいたなんて信じられなーい!(・∀・)


さてこの本もいいですよ〜!「一流、二流、三流」の対比とリズムがわかりやすいっ!
「すごく伝わる説明には、具体的な法則があります。しかも意外と簡単です。本書ではそれを45項目で学ぶことができます」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・三流は、おもいついたまま話し、二流は、モレなく、ダブりなく話し、一流は、モレなく、ダブりなく整理したあとに、「大胆に削る」真芯にフォーカスして話す
 
→ レストランで「オススメのワインは?」と聞いたときに棚にあるワインを隅から隅まで全部紹介しないでしょう。でも仕事になると1から10まですべてを説明しようとする人がかなりいます。講演で「今日は私の0歳〜50歳までをすべて語ります」なんていうスピーカーはいません。「これだけは意地でも伝える」という強烈なワンメッセージを持っています。大胆に削るからからこそ、聞き手に届き、記憶として残るのです。
 
・三流は、あいまいに説明し、二流は、詳しく長く説明し、一流は、「対比」で説明する。(Before Afterの対比も使える)
 
→「ご飯は残さず食べなさいよ!」→「世界には10人に1人、ご飯が食べられなくて、栄養が足りずに病気になる人がいるんだって。ご飯を食べられるって、本当に幸せなことだね」
 
・三流は、うまく伝えられず、二流は、細かく説明し、一流は、「類比(例えばな…)」で説明する。
 
・三流は、情報を整理できず、二流は、一象限で説明し、一流は、四象限で説明する。
 
・三流は、アバウトすぎてよくわからず、二流は、説明しすぎてくどくなり、一流は、共通体験のレベルに合わせて説明する。
 
・三流は、感覚値で説明し、二流は、具体的な数字で説明し、一流は数字を2つ使って説明する。(もう1つ基準となる数字を入れる)
 
・三流は、まとめられず長々と話し、二流は、なんとなくまとめようとし、一流は、抽象化してまとめる。(「ひと言で言うと?」)
 
・三流は、口頭で説明し、二流は、分厚い資料で説明し、一流は、図解で説明する。
 
・三流は、漠然と説明し、二流は、説明のボリュームで設定し、一流は、相手の許容時間で設定する。
 
・三流は、プロセスから考えはじめ、二流は、結論から考えはじめ、一流は、相手の頭の中から考えはじめる。1 まずは結論から知りたい 2 前提、背景、根拠といった詳細から知りたい 3 まだ結論を求めていない(話を聞いて欲しい))
 
・三流は、黙ってしまい、二流は、相手に合わせて妥協し、一流は、ファクトを積み上げる。
 
・三流は、調査結果だけを説明し、二流は、調査結果を考察し、一流は調査結果から行動を示す。
 
・三流は、ダラダラと説明し、二流は、ポイントを説明し、一流は事件を起こして(変化を起こして)説明する。
 
・三流は、自分や自社しかわからない言葉を使い、二流は、共通の専門用語を使い、一流は、聞き手のレベルに合わせた言葉を使う。
 
・三流は、メリハリがない説明をし、二流は、抑揚を意識して説明し、一流は、感情を込めて説明する。
 
・三流は、商品を理解しておらず、二流は、商品の機能を説明し、一流は、商品購入後の未来を説明する
 
ジャパネットたかた高田明社長の天然水の販売。雄大な山々に囲まれた清流が映し出されます。清流はいかにも冷たそうで。透き通っていて、心が洗われるようでうす。そこでひと言手ですくって飲みたくなりますよね」そしてこの天然水がペットボトルに入って自宅に届きます」この未来を想像させるフレーズが一流たる所以です。商品説明の型が社内に浸透しています。→「魔法の質問」→「そうするとどうなる?」
 
・三流は、口頭だけで説明し、二流は、資料だけで説明し、一流は、「資料+表情+しぐさ」をフル活用して画面を100%使って説明する。
 
・三流は、長いメールを送り、二流は、短くまとめたメールを送り、一流は、相手の負荷を減らすメールを送る。1 何をしてほしいか具体的に記載する、2 簡単に返信できる内容にしてほしい 3 一回で済むようにしてほしい)
 
・三流は、ただの文章で説明し、二流は、ただの箇条書きで説明し、一流は、読ませる箇条書きで説明する(現状の問題、対応策、今後の流れ)
 
・三流は、誰でもできる説明をし、二流は、AIでもできることを説明し、一流は、相手の感情を汲み取った説明をする。
 
・三流は、説明が下手だと思っており、二流は、説明がうまいと思っており、一流は、相手が決めると思っている
 
「100分の1行動療法」→ 全部取り組もうとせず、1個だけ取り組むアプローチ。10冊の参考書の1冊だけ取り出し、1行だけ読んでみる。ジムの60分トレーニングをダンベル1回だけ持ち上げ見る。するとだんだんエンジンがかかってくる。100分の1程度に小さくはじめる。

 

なるほど!これは具体的で行動的でわかりやすいっ!!!すぐ使えるね。φ(..)メモメモ

オススメです。(・∀・)

 

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