「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

テレビで放映されないコロナ闘病記(29 入院15日目編=退院日)

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いよいよ退院日を迎えました。フツー、退院=全快、というイメージがあるかもしれないけど、トンデモナイっ!!!ここから、まるで『自宅での入院』=いわゆる『自宅療養』がスタートします。まあ、でもひとまず病院を出られてヨカッタ〜!!!(・∀・)

 

 
8月26日(木)入院15日目(退院日)
 
 
0:00〜2:00 いつもながらお腹が空きすぎて寝られない。退院が待ち遠しいわけではない。(笑)テレビをつけると、NHK大相撲どすこい研』で小兵特集。鷲羽山維新力舞の海など。懐かしい〜!これはこれで眠れない!続いてレジェンドの目撃者 掛布雅之を見る。病室で観たこの番組、忘れられないだろうなあ。♪
 
 
 
3:20 ウイダーinゼリー(在庫処分のため(笑))
 
6:30 血圧95-56  血糖値86  体温36.0。これが最後の検査。
 
7:53 最後の朝食。「高学全粥」、焼魚(サケ)、大根おろし、中華風炒め、味噌汁(キャベツ)牛乳、醤油パック。
 
8:20 退院の書類などのやりとり。部屋の荷物の片付け。あっという間の15日。感慨深いなあ。この病室から見えるランドマークタワー、好きだったなあ。朝焼けも夕焼けも。荷物は、愛用のリュックと着替えの袋、飲みきれなかったペットボトルと水素水、そしてギターケース。妻に、10時に本館1階の通常の総合受付に来るように連絡。
 

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8:40 着慣れたズボンとシャツに着替える。ズボンがゆるゆる、シャツも肩から胸のあたりがスカスカっ!(笑)退院が待ちきれない。この格好でベッドの上で寝転んでテレビを観て、10時を待つ。
 
10:10 15日ぶりに病室の外に出る!!!病室の扉が開くっ、空気が流れる!!!あーっ!心地よいっ!!!まるでスター・ツアーズで未知の世界に飛び出すようっ!!!
 
荷物が持てないので、看護師さんに手伝ってもらう。ゆっくり、ゆっくりと歩く。少し息が上がる。右手にはギターケース!(笑)ナースステーションに挨拶。『本当にお世話になりました。ありがとうございました〜!』。エレベーターの妻のところまで20〜30mくらいか。さらに息が上がる。久しぶりの妻。ありがとうね。荷物をキャリーバッグに入れて、ギターケースまで持ってもらう。
 
エレベーターで14Fから1Fへ。ううっ……酸素が薄い……。歩き出す。もう息が上がる。一度座る。保険会社の診断書の窓口に行く。息が上がる。立っていられない。また座る。本当は、テレビカードの精算をしたかったけど、機械があるところまで歩けない。
 
自宅に帰るには、最寄りの地下鉄の駅まで徒歩5分。ベッドの上にいたときには当然、歩くつもりだった。だって病室内を「8周」もできたんだから。毎日リハビリ頑張ってたんだから。(笑)でも、自信がなくなってきた。階段降りれるだろうか。でもゆっくり歩けばイケるか。リハビリも兼ねて。
 
病院を出る。久しぶりの外気っ!!!ああ〜!!!シャバの空気だ〜!!!ところがその日は33℃っ!!!日差しを浴びた瞬間、ぶっ倒れそうになる……。
 
その場でタクシーに乗って自宅へ向かう!これ、正解!!!座って安静にしていると、酸素の値は「95」。
 
11:20  自宅に着く。エレベーターに乗る。4Fで降りる。ここから、共用廊下が50m。これが歩けないっ!!!息が上がる!!!パルスオキシメーターが「88」を示す。途中で数回、止まって腰を降ろして休んで進む。ひえ〜〜!!!!息が、肺が苦しい〜!!!(・_・;)

 

つづく。