【テレビで放映されないコロナ闘病記 5 人生の優先順位 編】
あっという間に入院10日目。おそらく人生で最初で最後の長い入院生活を味わって噛みしめている。病室にいると時間と曜日の感覚がわからなくなる。スケジュールとは、土日とはビジネスマンのモノなのだ。そもそもスケジュールって必要なの!?(笑)看護師さんから「小野塚さ〜ん、今日、何月何日で何曜日かわかります?」これが案外ムズカシイ質問だ。クイズ番組で「今、何問目」っていうくらいの難問なのだ。(笑)
こういうところにいるとヒトのシンプルな優先順位がわかる。息ができること、水が飲めること、「3食」食べること、自力で排泄すること(ああ〜早く「オシメ生活」から卒業したい!(笑))カラダを清潔に保つこと(着替えること、体を洗うこと。今は拭いていただいてるが。(笑))歯を磨く(磨ける)こと。大切なヒトに現状報告、連絡すること。人の手を借りずに歩くこと(歩けること)。お日様を見たり、風を感じたり、外部から情報を得ること。寝ること(寝られないが。(笑))
案外、優先順位が低いのはアタマを洗うこと(9日目)。ヒゲを剃ること、爪を切ること(未だになし)鏡を観ること。(スマホを通して以外はいまだに観ていない)。ギターを弾くこと、歌うこと。(10日間、声を出していないし、そもそも病室にギターはないし。)あったらずっと弾いている。根っからの「ギター弾き」だから。♪(⊙.⊙)