「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「みんなで国語辞典② あふれる新語」(北原保雄 編著)

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この本はオモシロイなあ。特に若い人じゃない人には参考になるんじゃないかな。中高生がいま、どんな言葉を使っているのか、生み出しているのか。 まさに時代のカガミ!

 

全国の中高生から「国語辞典」に載っていない身近な日本語を募集する、「もっと明鏡」キャンペーン。昨年、一昨年の同キャンペーンに寄せられた10万を越す新語の中から約1200語を選りすぐったのが、この『あふれる新語』です」その代表的なモノを紹介しよう。
 
・まだ恋人になっていないが仲の良い二人を「未恋人(みれんびと)」という。それが「発恋(はつこい=走り出した恋)をして「友恋(ゆうれん)=友だちから恋人になること」になる。「未恋」=「未練」と同音、「発恋」=「初恋」と同音だが、漢字表記が違うように意味はまったく別だ。
 
・恋の相手がいない人は「恋活(れんかつ)=恋愛活動」をする。好きなタイプの相手が決まると「コクる(=告白すること)」ことになる。決死の覚悟で「激告(=死んでもいい覚悟で激しく告白すること)」する者、勇気があって「チョクる(=会ってすぐに告白する)」者もいる。しかし、直接会って告白することができないで、メールでメル告(=メールで告白すること)」をしたり、電話で「電告(=電話で告白すること)」をしたりする者あるいはその勇気もなくて、友だちに頼んで「友告(=友だちに告白してもらうこと)」をする者もいる。中にはイタ告(=好きでもない人に告白、イタズラ告白)」をするような、すれっからしの悪いヤツもいる。
 
【パ】=「中途半端」の略。人に対して批判的に使われることが多い。「おまえパじゃん」
 
【さばる(サバる)】=年齢をごまかす。「十歳もサバっているとは気づかなかった」。「サバを読む」から。
 
【ホモ弁】=弁当販売チェーン「ほっともっと」の弁当。
 
【どてる(土手る)】=土手で青春を満喫する。「夕陽を背にして思いっきり土手ろう」

 

これ、どんどん出てきそうだよね。そのウチ、標準語になるんだろうね。オススメです。(・∀・)

 

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