最近は少なくなったけど、毎週のように新幹線や特急に乗っている。そこの車内の販売員。これだけ乗っているんだから、カリスマ販売員に出会いたい!といつも思っているのだが、なかなか会えないんだよねー!(笑)(・∀・)
さて、この本。「山形新幹線のカリスマ販売員として、脚光を浴びている斎藤泉。通常の販売員の場合、東京ー山形間の片道3時間で8万円くらいの売上げだが、彼女の場合、平均26万円という驚異的な数字をあげている。満席400名の乗客に187個の弁当を売った記録は、今では語りぐさだ。限られた空間、限られた客数の中で、なぜそこまで売れるのか?お客の心をつかむ接客術、販売術とともに、発想力と行動力の源にも迫る」そのエッセンスを紹介しよう。
・あるメディアでは、私の「頭の後ろにも目がついている」とか、 「買いたいと思わせるオーラが漂っている」 などと評していただいたこともありますが、ただ私自身は「 カリスマ」でも何でもなく、 単に当たり前のことをやってきたことが、 実績につながったと思っています。
・私の思うサービスとは、一言で言えば「 いかにしたらお客さまに満足してもらえるか」 常にそれを考えていると、さまざまな見方、 考え方がそこの向かうようになりました。
・当時この仕事は、地上で2日間研修をしたあと、 先輩について3回ほど見習い乗務をし、あとは独り立ちです。 それから16年以上が経ちました。 今でも契約は同じ2ヶ月更新の時給で働いています。「 何で社員にならないの?」一言で答えるとするなら、 お客さまと接するこの現場で働くことが、とても面白いから。「 3時間半」「新幹線車内」などという限られた時間や空間の中で、 いかにお客様に「満足していただけるか」「 心地よく過ごしていただけるか」
・商品を売るためにには、やはり店作りの工夫が必要です。 私たちのワゴンは、「小さなお店」ですから、その店づくりに、 私は1時間ほどかけています。いろいろ工夫していくと、 どうしても時間はかかるのです。
・出発前には、季節、日柄、時間帯、気温、 客筋などを予測して積み込み、 乗車してからはお客様のお弁当を買われる勢いを見極め、 この列車、この時間帯、このお客さまなら、 まだ20個はいけるから……と予測しつつ、 少しずつ追加発注をしていくようにしています。
ちょっとーちょっと、ちょっとー!会いたいわー!買いたいわー!この技術、学びたいわー!ちょっとしたことでも差がつくよね。オススメです。(・∀・)