「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「またあなたから買いたい!カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術」(齋藤泉)

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またあなたから買いたい! カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術

またあなたから買いたい! カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術

  • 作者:齋藤泉
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 最近は少なくなったけど、毎週のように新幹線や特急に乗っている。そこの車内の販売員。これだけ乗っているんだから、カリスマ販売員に出会いたい!といつも思っているのだが、なかなか会えないんだよねー!(笑)(・∀・)

 

さて、この本。「山形新幹線のカリスマ販売員として、脚光を浴びている斎藤泉。通常の販売員の場合、東京ー山形間の片道3時間で8万円くらいの売上げだが、彼女の場合、平均26万円という驚異的な数字をあげている。満席400名の乗客に187個の弁当を売った記録は、今では語りぐさだ。限られた空間、限られた客数の中で、なぜそこまで売れるのか?お客の心をつかむ接客術、販売術とともに、発想力と行動力の源にも迫る」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・あるメディアでは、私の「頭の後ろにも目がついている」とか、「買いたいと思わせるオーラが漂っている」などと評していただいたこともありますが、ただ私自身は「カリスマ」でも何でもなく、単に当たり前のことをやってきたことが、実績につながったと思っています。
 
・私の思うサービスとは、一言で言えばいかにしたらお客さまに満足してもらえるか」常にそれを考えていると、さまざまな見方、考え方がそこの向かうようになりました。
 
・当時この仕事は、地上で2日間研修をしたあと、先輩について3回ほど見習い乗務をし、あとは独り立ちです。それから16年以上が経ちました。今でも契約は同じ2ヶ月更新の時給で働いています。「何で社員にならないの?」一言で答えるとするなら、お客さまと接するこの現場で働くことが、とても面白いから。「3時間半」「新幹線車内」などという限られた時間や空間の中で、いかにお客様に「満足していただけるか」「心地よく過ごしていただけるか」
 
・商品を売るためにには、やはり店作りの工夫が必要です。私たちのワゴンは、「小さなお店」ですから、その店づくりに、私は1時間ほどかけています。いろいろ工夫していくと、どうしても時間はかかるのです。
 
・出発前には、季節、日柄、時間帯、気温、客筋などを予測して積み込み、乗車してからはお客様のお弁当を買われる勢いを見極め、この列車、この時間帯、このお客さまなら、まだ20個はいけるから……と予測しつつ、少しずつ追加発注をしていくようにしています。

 

ちょっとーちょっと、ちょっとー!会いたいわー!買いたいわー!この技術、学びたいわー!ちょっとしたことでも差がつくよね。オススメです。(・∀・)

 

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またあなたから買いたい! カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術

またあなたから買いたい! カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術

  • 作者:齋藤泉
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)