「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語」(名取佐和子、日向夏、ほしおさなえ)

f:id:lp6ac4:20201118044816j:plain 

 

食べるのが好きじゃない人はいないと思うけど、食のエッセイやエピソードを読むのも好き。いままでサイコーだったのが、感涙必死のこの本。思い出しただけで涙が出る……。(T_T)

 

lp6ac4.hatenablog.com

lp6ac4.hatenablog.com

この本のタイトル「飯テロ」!そそられるじゃあーりませんかっ!

 

 「定番のおかず、母親の味、特別なスイーツ、店の裏メニュー、皆で食べるおやつ――。真夜中に読むのは危険です!? 読むほどにお腹が空く、人気作家の書き下ろし短編やコミックも入った、垂涎必至の20人の食物語」その中で最も感動したストーリーの一部を紹介しよう。

 

 
「Mother’s Recipe」(ジョセフ武園)
 
娘より
 
お父さん……お父さん……お父さん!お父さん!お父さん!
あのね?あのね!ごめんなさい!
小学校の頃も。中学校の時も。高校生になっても。
私……照れくさくて……いつも、お父さんに生意気言ってた。
ホントは……ホントはね?……いっぱい……いっぱい言いたかった。
小学校の時。一生懸命女の子向けの可愛いお弁当を考えてくれてありがとう。
中学生になって、喧嘩した翌日は、決まってケーキだったね?ありがとう。。
高校、偏食だった私の体を気遣って、お魚料理をありがとう。
短大時代、毎日毎日、どんなに忙しくても、ご飯を作ってくれてありがとう。
……それと……あたし、意地っ張りだから……。
あの時は、言えなかったけど……とってもーとってもね。
ーおいしかったよ。
 
 
その他、「さかもっちゃん!(ポテトサラダ)」(規村規子)「スイーツの魔法」(眞村六郎)「異世界米騒動(ヤキオニギリ)」(ポムサイ)「ぐずぐず飯屋 残り物」(七野枝寿々)「思いやりのレシピ(大分転勤)」(渡波みずき)「レシピのないカレーライス」(爽川みつく)「味噌汁王子」(ほしおさなえなど。
 
ああ……「感涙食堂」続編、読みたい!泣きたい!オススメです。(・∀・)♪

 

f:id:lp6ac4:20201118044816j:plain