一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人」(岩崎峰子)

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祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人
 

以前から気になっていて、読みたかった本。ようやく読むことができました!(・∀・)

 

「日本の伝統文化のひとつ、花柳界。中でも特に歴史が古く、規模も大きく格式も高い「京都・祇園甲部元ナンバーワン芸妓が、お座敷に集った「一流人」を語るトップに立つ人特有の共通点とは?」そのエッセンスを紹介しよう。
 
京都の祗園甲部という花柳界そこが私の育った環境です。五歳の頃から私の小さな生活圏になり、十歳のとき岩崎の跡取りになりました。十五で舞妓としてデビュー、二十一で襟替えをして芸妓になり、二十九歳で引退するまでの十五年間、毎日休む間もなく数々のお座敷に出ていました。多くのお客さまと出会い、先輩や同僚。後輩の芸妓さんたちと一緒にお座敷を勤める華やかな世界。
 
その時々に最も輝いている人たちが集い、その人たちを“お座敷”という場を通して見てきました。ときめいている人たちはそれぞれに輝いていますが、どこかトップに立つ人特有の共通点があるように感じられました。この本では、祗園甲部に感化された目や耳、体で感じた輝く魅力」をお伝えしようと思います。
 
登っていく人の共通点、それは一生懸命なこと、好奇心があること、何にでも興味を持っていること、生活に美意識を持っていることです。静かに座っていても、それぞれの方が独特の存在感を感じさせましたし、人間として非常に魅力的なことでした。その代表的な方が京セラを創立した稲盛和夫さんです。
 
・お金持ちであっても人気のない人もいます。それは、私たちから見るとコショコショしている人です。こどかシミタッレた感じで、横柄さが目立ち、お金の使い方に細かく人としての重みがないのです。その方たちの特徴は、自分の思ったことを単刀直入に言ってしまうことです。もうちょっと違う言い方があるやろにぃ」と思うくらいストレートに人を傷つけるような言い方をなさいます
 
・ホンダの創業者、本田宗一郎さんは話し上手で、しゃれのきく楽しい方でした。体からは、オーラが見えたような気がしました。ぱーっと大きな光が放たれているようで、大きな存在感を感じました。本田さんのオーラは温かいものでしたので、そばにいるわたしたちにまで本田さんのパワーが伝わってきて、みんな元気になるのです。
 
仕事も芸事も同じ。わかっている人は難しい話をやさしく解説できますし、そういう人はたくさんの壁をや峠を超えて自分の道を歩んでこられた方ですので、人に優しくできるのです。
 
「靴を見るとその人の生活がわかります」「現金授与の現場でわかった人となり」「お刺身のツマを残す人には首をかしげます」「ハンカチ一枚をキッチリ取りに来る人の器量」「“ごもく入れ”に徹して徹底的に相手の話を聞きます」「扇子一本で分けるもてなしの一線」「「アホぶりのかしこ」と「かしこぶりのアホ」」「徳利の傾きも見逃さない気転と気配り」など。
 
なーるほど!一度くらいは祇園で遊んで見たいねー。オススメです!(・∀・)!

 

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祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人