「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「イチロー 引退 会見全文」(国際情勢研究会・編)

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イチロー引退会見全文

イチロー引退会見全文

 

イチロー関連本は、たくさん読んできたけど、これはあの!2019年3月21日、引退会見の全文を掲載したもの。いいなあ!あの時の感動が蘇るなあ!引退会見全文のほか、これまでの略歴、会見も掲載。イチローと同じ時代を過ごすことができて幸せです。そのエッセンスを紹介しましょう!

 

自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。それが見つかれば……自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける、向かうことができると思う。それが見つけられないと、壁が出てくると諦めてしまう。いろいろなことにトライして、自分が向くか向かないかよりも、自分が好きなものを見つけてほしいなと思います。
 
・1994年、3年目ですね。仰木監督と出会ってレギュラーで初めて使っていただいたわけですけれども、この年まででしたね、楽しかったのは。
あとはその頃から急に番付を上げられちゃって、一気に。それはずっとしんどかったです。やっぱり力以上の評価をされるというのは、とても苦しいですよね。だから、そこからはもう、純粋に楽しいなんていうことは、やりがいがあって、達成感を味わうこと、満足感を味わうことはたくさんありました。ただそれは、楽しいかっていうと、それとは違うんですよね。
 
・まあ、そうしないですけど、死んでもいいという気持ちはこういうことなんだろうなと思いますそういう表現をする時ってこういう気持ちなのかなというふうに思います。
 
僕、我慢できない人なんですよ。我慢が苦手で、楽なこと、楽なことを重ねているといいう感じなんですよね。自分ができること、やりたいことを重ねているので、我慢の感覚がないんですけど……。だから、とにかく体を動かしたくてしょうがないので、体をこんなに動かしちゃダメだっていうことで、体を動かすことを我慢するというのはたくさんありました。それ以外は、ストレスがないような、自分にとってストレスがないようにというふうに考えて行動してきたつもりなので。
 
・高校時代のイチロー選手は、1年生当時、夜になると毎日必ずと言っていいほどに、1時間ほど寮から行方不明になっていました。それを見とがめた先輩に、イチロー選手はこう答えました。学校の砂場で素振りをしています」先輩は呆れました。というのも、イチロー選手が素振りをしていた砂場は、あたりに照明がないので真っ暗になるのです。砂場だとバットを上半身でしっかり振り切らないと足下を取られます。だからスイングの強化になります。バットをしっかり振り切るときに足を踏ん張るので下半身の強化にもなります。一石二鳥なんです」

 

改めて、活字で読むと、映像とは違った響きと発見があるね。オススメです。( ・∇・)

 

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イチロー引退会見全文

イチロー引退会見全文