ゴミ清掃芸人として知られているマシンガンズの滝沢秀一氏。いろいろ本を読んだけど、この本はすごい……。この手のホラーは苦手なんだけど、気持ち悪くなるけど、惹きつけられて一気に読んでしまった……。
「とある女性のストーカーを始めた主人公。しかし、いつしか、その女性を追う立場から追われる立場へ逆転していく……。それは真の恐怖への序章に過ぎない。童謡「かごめかごめ」の詩に隠された歴史とはいったい――!?」そのエッセンスを紹介しよう。
・「ここは『かごめかごめ』の発祥の地…『かごめかごめ』 はやったことあるよね?」あの真ん中は『鬼』 と呼ばれる人でしょ?……う〜ん、 全部説明しなきゃわからないよなぁ。 あの歌は死刑執行を歌ってるんだ。『かごめかごめ』は『 囲め囲め』が訛ったものなんだよ。
『籠の中のとり』は牢屋に入った罪人の意味……“ いついつでやる”〜いつこの牢屋から出れるのだろう。“ 夜明けの晩に〜明け方……。死刑執行の時間。“鶴と亀が滑った〜 ”鶴と亀。縁起のいいもの、 長寿のもの2つが滑るということは死刑を意味する……。“ 後ろの正面だ〜れ”……死刑を執行したのは誰だ?…… もしくは後ろで、陰に隠れて式を取ったのは誰だ?…… それが実際に行われているんですよ!
……この歌ってそういう意味だったの!?……そうとしか思えない……。後半に、結論が二つに分かれるってオモシロいね。……気持ち悪くなりますが、怖いもの見たさの方、オススメです。(@ ̄ρ ̄@)