- 作者: 石田靖司,MLB研究会
- 出版社/メーカー: アールズ出版
- 発売日: 2009/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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BOOK〜珠玉のイチロー本!…『イチロー・オン・イチロー』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091023
ときどき彼の本や言葉を読み返すことによってふっと自分の中でチューニングが合う、というかピントが合うような感覚に襲われるのは、私だけではないだろう。まさにタイトルのように、「魂に響く」感じがするよね。
イチローがもつ「特別な力」を感じさせる数々の言葉の中から、詩的な響きすら感じさせる36篇の箴言(しんげん)・金言を紹介したのが本書。そのエッセンスを紹介しよう。
・ダメだったら日本に帰る、という弱さじゃできない。(メジャー移籍を表明したころ)
・メディアと選手は戦っています。おたがい緊張しなくてはいけないし、育てあう関係にあると思います。ですから、妥協はしたくないのです。
・できるだけ、早くやりたいことを見つけてください。そして、その目標に向かって、がんばってください。(シアトル郊外の小学校を訪れて)
・ぼくは、ファンにありのままの自分を好きになってもらいたいだけです。
・ヒッティング、スローイング、スピード。以上がぼくの得意分野です。
・ヒットが出ているからといって、状態がいいというわけではない。かといって、ヒットが出ていないから悪いというわけでもない。
・自分が野球をしている上で、いったい何本のアオダモが死んでいくのだろう。その木に報いるためにも、いい結果を出し、ファンに喜んでもらう。それが木に対する感謝の気持ちなんだと思います。
・ボールゲームを楽しむためには、尊敬の気持ちが必要だと思う。選手に対する、またプレーに対する敬意がなければ、ゲームではなく、ただの争いになる。
・精神的なレベルが高い選手は、ガッツポーズをしたり、叫んだり、悔しがったりして感情を表に出したりしないものです。メジャーにはそういう選手が多い。
・プレーを見ただけで、何を語ろうとしているかわかる選手は、かっこいいと思います。
・見えるところではなくて、見えないところを見てもらわないと、選手としてもつらいし、見ている側もつまらないですよね。
・ぼくは、自分にプレッシャーをかけてきましたし、どんな状況でも動揺することはあまりないはずです。
・いつも一生懸命プレーしようとしていますが、今日は結果が出ませんでした。そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら全力を尽くしたからです。
・もう、自分のバッティング能力が落ちることはない。
・どちらかといえば、運命って信じるほうですし、いつも、選ぶなら、ぼくを選んでほしいいと思っている
・絶好調?ぼくにはその定義がわかりません。相手が何を考えているのかわからないし、ボールも止まって見えません。常に動いて見えます。
はあ〜!!!深いねえ。まるで21世紀のバイブルのような言葉の数々だね。お世辞抜きでおススメです!