「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「99歳ちりつもばあちゃんの幸せの道しるべ」(たなかとも)

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99歳 ちりつもばあちゃんの 幸せの 道しるべ

99歳 ちりつもばあちゃんの 幸せの 道しるべ

  • 作者:たなか とも
  • 出版社/メーカー: じゃこめてい出版
  • 発売日: 2014/06/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

昨日に引き続き「ちりつもばあちゃん」の第2弾! この本を読みながらワタシのおばあさんのことを思い出したけど、どんな言葉を話したかは覚えていないなあ…。(笑)

ご飯を一膳食べ終わったときに、必ず新潟の松之山弁「まんま、もろ?(ごはん、お替り、どう?)」

ぐらいだなあ!(笑)著者のたなかともさん、よく覚えてるなあ!(笑)

 

「名作『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』の第二弾!ちりつもばあちゃんが、今回も孫のともちゃんに、日々の暮らしの中で幸せを見つけながら、人生をより良く生きるための知恵を教えてくれます。ちりつもばあちゃんの教え」その名言を紹介しよう。

 

道なんて一本ちゃうえ。袋小路もあるわいな
大きい道もありゃあ、小ちゃい道もあるわいな。道ない道もあるんえ。
そやけど、心配せんかてええ。道なかったら、作ったらええねん。作ったらしまいやがな。なあんも、心配せんかてええ。
 
あ〜。寝るは極楽。金いらずやな〜。おばあちゃん、この時間だ〜いすき。
さあさ、今日のうれしい、聞かせてもらぉかいなあ。今日は、ちょいと変えよぉか。おふたりさんに、今日のええこと、聞かせてもらおかいなあ。
 
・わたしと弟が嫌いな食べものに遭遇すると、おばあちゃんは最初の回だけは食べてくれます。でも、その次はありません。「おなか空いたら、なんでも食べれるけえ」と言い、言葉どおり、おなかが空いたころに、きっちり出すのでした。それはそれは徹底していました。叱るわけでも、捨てるわけでもありません。
 
「お金の使い方には目安があるんやで。大人も子どもも、だいたいおんなじや。暮らしに半分。自分に二割で世間に二割。おつきあいに一割や。おぼえときな」
 
気持ちのええ店は、自然と人が集まるねん。それが道理ていうもんや。あたしらが、気持ちのええ店に、気持ちようお金はらうんは、身のつとめや。これまた道理やな。
 
・あんなあ、ともちゃん、自分がちょいと何かしてあげたときに、こんな風にうれしい、こんな風に感謝してる、って言われてみ。あんたどんな気持ちする?理由つけてお礼言う、ってことは、相手にとっては二度うれしいことなんや人さんに何かすることができた自分がうれしい。その思いを相手が受け取ってくれたことがうれしい。うれしいの二乗や。小さいことの積み重ねやで。ちりもつもれば、なんとやら、や。こんな小さい積み重ねが、良縁につながっていくんや。まわりまわって、ご縁の広さご縁の深さになっていくんや。この差は、ほんまおっきいえ。
 
思うようにならんのが、世の常ですがな。ほんま、口動かせるだけでも、ありがたい。

 

ホントだよね。明治、大正、昭和初期の生まれの人の言葉は含蓄深いよね〜。今と違ってモノがなかった時代。モノが溢れている飽食の現代だからこそ、気づきが大きい。学校の教科書に載せてほしいよね。超オススメです。(・∀・)♪

 

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99歳 ちりつもばあちゃんの 幸せの 道しるべ

99歳 ちりつもばあちゃんの 幸せの 道しるべ

  • 作者:たなか とも
  • 出版社/メーカー: じゃこめてい出版
  • 発売日: 2014/06/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)