昨日に引き続き「ちりつもばあちゃん」の第2弾! この本を読みながらワタシのおばあさんのことを思い出したけど、どんな言葉を話したかは覚えていないなあ…。(笑)
ご飯を一膳食べ終わったときに、必ず新潟の松之山弁で「まんま、もろ?(ごはん、お替り、どう?)」
ぐらいだなあ!(笑)著者のたなかともさん、よく覚えてるなあ!(笑)
「名作『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』の第二弾!ちりつもばあちゃんが、今回も孫のともちゃんに、日々の暮らしの中で幸せを見つけながら、人生をより良く生きるための知恵を教えてくれます。ちりつもばあちゃんの教え」その名言を紹介しよう。
・道なんて一本ちゃうえ。袋小路もあるわいな。
大きい道もありゃあ、小ちゃい道もあるわいな。 道ない道もあるんえ。
そやけど、心配せんかてええ。道なかったら、作ったらええねん。作ったらしまいやがな。なあんも、 心配せんかてええ。
・あ〜。寝るは極楽。金いらずやな〜。おばあちゃん、 この時間だ〜いすき。
さあさ、今日のうれしい、聞かせてもらぉかいなあ。今日は、 ちょいと変えよぉか。おふたりさんに、今日のええこと、 聞かせてもらおかいなあ。
・わたしと弟が嫌いな食べものに遭遇すると、 おばあちゃんは最初の回だけは食べてくれます。でも、 その次はありません。「おなか空いたら、なんでも食べれるけえ」 と言い、言葉どおり、おなかが空いたころに、 きっちり出すのでした。それはそれは徹底していました。 叱るわけでも、捨てるわけでもありません。
・「お金の使い方には目安があるんやで。大人も子どもも、 だいたいおんなじや。暮らしに半分。自分に二割で世間に二割。 おつきあいに一割や。おぼえときな」
・気持ちのええ店は、自然と人が集まるねん。 それが道理ていうもんや。あたしらが、気持ちのええ店に、 気持ちようお金はらうんは、身のつとめや。これまた道理やな。
・あんなあ、ともちゃん、自分がちょいと何かしてあげたときに、 こんな風にうれしい、こんな風に感謝してる、って言われてみ。 あんたどんな気持ちする?理由つけてお礼言う、ってことは、 相手にとっては二度うれしいことなんや。 人さんに何かすることができた自分がうれしい。 その思いを相手が受け取ってくれたことがうれしい。 うれしいの二乗や。小さいことの積み重ねやで。ちりもつもれば、 なんとやら、や。こんな小さい積み重ねが、 良縁につながっていくんや。まわりまわって、 ご縁の広さご縁の深さになっていくんや。この差は、 ほんまおっきいえ。
・思うようにならんのが、世の常ですがな。ほんま、 口動かせるだけでも、ありがたい。
ホントだよね。明治、大正、昭和初期の生まれの人の言葉は含蓄深いよね〜。今と違ってモノがなかった時代。モノが溢れている飽食の現代だからこそ、気づきが大きい。学校の教科書に載せてほしいよね。超オススメです。(・∀・)♪