人前で歌ったり、プレゼンしたりしていると、逆に人のプレゼンが気になる。(笑)
ああ〜惹きつけてないなあ…心開いてないなあ…とか、気になる。
さてこの本。「プレゼンは、これからの社会で誰もが身につけるべき、欠かせないスキル。自分の言葉を届けたい。人の心を揺さぶりたい。言葉の力で世の中を変えたい。そんな望みをもつ君たちに贈るアドバイス満載。授業発表からビジネスまで、必携の入門書」そのエッセンスを紹介しよう。
・声を張るという点では、私はよく学生に「三割増しでいこう」 とアドバイスしています。感覚の問題ですが、 ちょっと大きめという意味です。 ゆっくり話すことも忘れてはいけません。こっちは三割引きです。 いつものスピードより三割落とすということです。 相手の言葉を完全に理解しながら話を聞くのは、 わりと難しいものです。ですから、 意識してゆっくりと話す必要があります。 不自然にならない程度に。
・プレゼンのキーワードは3つくらいまでならOKです。 フランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」のような。 吉野家の「うまい、やすい、はやい」のような。本書では「 現前性、ショー、パフォーマンス」 といったキーワードを意図的に用いています。オバマ元大統領の「 Yes,we can!!」は秀逸でした。
・人を惹きつけるプレゼンでは、理由をいきなりいうのではなく「 では、なぜ◯◯なのでしょうか?」と聴衆に問いかけ、 いったん考えさせるのも手です。「 いったい何がそうさせるのでしょう?」「 どうやってやれば良いのでしょう?」
・アメリカの法学者ローレンス・レッシグの「SelfーUsー Now」=「自分自身の体験ー聴衆の共感ー今からの行動」 という流れです。オバマ元大統領は、自分は奴隷の子孫だけど、 ここまでこれたと。だから皆さんもやれるはずというわけです。 意識して使うとかなり効果があって、 必ず会場のボルテージが上がります。 聴衆に呼びかけるプレゼンには最適のフォーマットだといえます。
・TED(Technology・Entertainment・ Design)のオススメ
「頭よさそうにプレゼンする方法」ウィル・スティーヴン
「学校教育は創造性を殺してしまっている」ケン・ロビンソン
「人を惹きつける話し方」ジュリアン・トレジャー
「人生を終えるとき本当に大切なこと」B・J・ミラー
「最初の20時間ーあらゆることをサクッと学ぶ方法」ジョシュ・ カウフマン
今よりももっと響かせるプレゼンのヒントになります。オススメです!(・∀・)♪