「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「5日で学べて一生使える!プレゼンの教科書」(小川仁志)

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 人前で歌ったり、プレゼンしたりしていると、逆に人のプレゼンが気になる。(笑)

ああ〜惹きつけてないなあ…心開いてないなあ…とか、気になる

 

さてこの本。「プレゼンは、これからの社会で誰もが身につけるべき、欠かせないスキル。自分の言葉を届けたい。人の心を揺さぶりたい。言葉の力で世の中を変えたい。そんな望みをもつ君たちに贈るアドバイス満載。授業発表からビジネスまで、必携の入門書」そのエッセンスを紹介しよう。

 
声を張るという点では、私はよく学生に「三割増しでいこう」とアドバイスしています。感覚の問題ですが、ちょっと大きめという意味です。ゆっくり話すことも忘れてはいけません。こっちは三割引きです。いつものスピードより三割落とすということです。相手の言葉を完全に理解しながら話を聞くのは、わりと難しいものです。ですから、意識してゆっくりと話す必要があります。不自然にならない程度に。
 
プレゼンのキーワードは3つくらいまでならOKですフランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」のような。吉野家「うまい、やすい、はやい」のような。本書では現前性、ショー、パフォーマンス」といったキーワードを意図的に用いています。オバマ元大統領のYes,we can!!」は秀逸でした。
 
・人を惹きつけるプレゼンでは、理由をいきなりいうのではなくでは、なぜ◯◯なのでしょうか?」と聴衆に問いかけ、いったん考えさせるのも手です。いったい何がそうさせるのでしょう?」「どうやってやれば良いのでしょう?」
 
アメリカの法学者ローレンス・レッシグ「SelfーUsーNow」=「自分自身の体験ー聴衆の共感ー今からの行動」という流れです。オバマ元大統領は、自分は奴隷の子孫だけど、ここまでこれたと。だから皆さんもやれるはずというわけです。意識して使うとかなり効果があって、必ず会場のボルテージが上がります。聴衆に呼びかけるプレゼンには最適のフォーマットだといえます
 
 
・TED(Technology・Entertainment・Design)のオススメ
 
「頭よさそうにプレゼンする方法」ウィル・スティーヴン
 
「学校教育は創造性を殺してしまっている」ケン・ロビンソン
 
「人を惹きつける話し方」ジュリアン・トレジャー
 
「人生を終えるとき本当に大切なこと」B・J・ミラー
 
「最初の20時間ーあらゆることをサクッと学ぶ方法」ジョシュ・カウフマン
 
「Now it is time to get your own wings:」若宮正子(ゼロからパソコンを始めてアプリ開発までできるようになったというもの)
 

今よりももっと響かせるプレゼンのヒントになります。オススメです!(・∀・)♪

 

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