今でもはっきり覚えている。1975年(昭和50年)12月10日。小学校5年のこの日。先生は、「みなさーん、今日は何の日か、知ってますカー!?あの「三億円事件」の時効の日ですよー!」「えーっ!?先生、オレ、今日、誕生日だよー!(笑)」っていったAくん、教室中が大爆笑になった!(笑)
さて、日本中を震撼させた「三億円事件」ナント、この本、「府中三億円事件を計画、実行したのは私です」からスタートする告白本っ!!!今年8月、突如インターネットサイトに投稿された小説によって、
・読者の皆さん。ようやく心を決めました。
おそらく、 これまで多くの方が幾重にも考察してきたであろう事件。
この文書は、その一部始終を書いたものです。
なぜ、この事件を起こしたのか。
なぜ、捕まることなく時効を迎えられたのか。
その後、私の人生はどうなったのか。
事の顛末全てを、ここに書き記していく所存でございます。
間違いなく私が計画・実行いたしました。
しかし、私はこの事件に対して『罪』の認識を、 実はまだ持っていないのです。
罪の意識が一切無いのです。
この一件により、私は途方もない大金を手にしました。
そして同時に、親友ー…… 人生において最も大切だった親友を失ったのです。
ーこの事件は、私の青春そのものなのです。
・そう、熱量。これこそ、私たちを動かした根本の原動力でした。
あの時代の若者は、とにかく熱かった。 日本をこれから動かしていくのは自分たちなんだ、という強固な自負がありました。
熱量がまるで違ったのです。私たちが行ってきた全ての行動、 その根本にはほとばしるほどの熱量があり、 それをどうにかしてぶつける場所を模索する。
・最大の問題は『金の奪い方』『金の隠し方』のふたつでした。 それ以外の迷走経路やアリバイ工作など、 さほど力を入れていません。『細かい部分を作り込んでしまうと、 逆に緊急事態に対応できなくなる』 という省吾の考えによるものでした。 完璧な作戦よりも不足の状態に置かれた上でも成功させられる柔軟 性こそ、私たちの求めたものだったのです。
・ひとつ考えていただきたいのです。それは『 二十億円を手にしたら何をしたいか』についてです。 私たちが当時手にしたお金はおよそ三億円…… 現在で言うと二十億円近い額です。 改めて皆さんに考えていただきたい。
・大金そのものを目的に動いた事など、 ただの一秒たりとも無かった。
目の前の何かが変わって欲しい。
自分の野心をどこかにぶつけたい。
劇的に今の場所から自分を連れ去ってくれる、 そんな強大な力が欲しい。
そういったぼんやりとして実体の無い……、 けれども若者だけが持つ唯一無二の純白で大きな志。
これこそがこの計画……この夢を支え続けていたのです。
さあ、これはフィクションか?ノンフィクションか?それとも「ハクションか!?」大魔王か!?(笑)「経済理論研究会会長の三神千晶」さんに会ってみたい!(笑)よくで来ているなあー!リアルだなー!
その後のお金の使い道も書いてほしいなあ。オススメです!(・∀・)