「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「超優良企業「さだお商事」ショージ君のイキイキ快適仕事術」

 


超優良企業「さだお商事」―ショージ君のイキイキ快適仕事術


イデア、表現力、発想力、文章力の天才の東海林さだお氏。素質を調べたら000-789-025だった!やっぱりなあ!文章を読むと共通点を感じるもんねー!(・∀・)

さて、この本は、東海林さだお流アイデア発想術、好奇心を生む秘訣、「老い」と上手につきあう方法など、そのノウハウを初公開。仕事も人生も充実させる東海林流・生きるヒント。そのエッセンスを紹介しよう。


・仕事場に、原則として自宅から電車で通勤します。出社時間はだいたい11時頃です。夜は7時頃まで働きますが、1日8時間労働、ほとんど残業はありません。最近は、少し前倒しになっています。もともとの本業は漫画家ですから、こちらが肉屋業で、文章はコロッケのほうで、サイドビジネスという感じでしょうか。


・ときには漫画を描いているときは「ああ、文章のほうがラクでいいなあ。文章は絵を描かずにすむからなあ、字ばっかり書いていればいいんだもんなあ」となることもあります。でも、文章を書いているときは「ああ、やっぱり字ばっかりではつまんないや。絵も描きたいなあ」となったりします。


・深刻な世の中のときこそ、人々は明るさを求めます。ですから、なるべくノー天気な漫画をかくのです。そうすれば、読む方も楽しめるし、救われます。


・ぼくの場合は、、新聞、雑誌、テレビ、電車のなか、散歩やショッピングの途上、こうした日常の生活のなかで常にアイデアを拾う目を忘れないでいます。こうしていると、折にふれ「あっ、これはおもしろい、漫画になるかな」というネタが結構ころがっているものです。新聞は「朝日」「読売」「毎日」「産経」「東京」「報知」の6紙を定期購読していますが、これらを毎日すごいスピードで2時間かけて読みあさります。机の横にはノートを広げ「使えそうかな」と思ったときには、すぐさま絵に描いておきます。ノートはたまりにたまって600冊となりました。でも、使えるのはここ数年の30冊ぐらい。


・時代が変われば、ネタは鮮度が落ちてきます。魚だって野菜だって、ネタは新鮮でなれば使えません。この30冊は、ぼくにとっては本当に商売の生命線と言えます。


・ぼくは、デビュー以来ずっと「世の中にウケるものは何か」というテーマを追い続けてきました。漫画は時代に合った面白さでなければ、誰にも受け入れられません。そのためには、若者に極力接して、特徴や会話をかすめ取る(笑)。若者に進んで接して、なるべく若者が身近にいる状況を自分で作り出すのです。時代に遅れ、ズレていったらぼくの仕事はおしまいなのです。


・はやりの歌や流行語にも目を光らせ、別のノートに記録しておくこともやっています。ぼくにとっては「漫画家として最新の風俗や流行に遅れてはいけない」という思いは、強迫観念のようになっています日々の行動の大半はそのために費やされると言っても過言ではありません。


やっっぱり日常からアンテナ立てているんだねー!参考になります。オススメです。(・∀・)



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