一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「ショージ君の一日入門」(東海林さだお)

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ショージ君の一日入門 (文春文庫 (177‐9))

ショージ君の一日入門 (文春文庫 (177‐9))

 

♪〜笑えることが〜年をとるたびに〜少なくなっていくようだ〜♪ と永井龍雲「悲しい時代に」に歌ったのが80年代前半。毎日、毎日「コロナウィルス」のことばかり。こんなときこそ笑わなきゃ!♪(・∀・)

 

好奇心旺盛の「ショージ君」が色々な教室に1日入門ラーメン学校やお菓子教室は「料理大好き」なショージ君当然だけど、なんとバレエ学校にモデル学校に人形教室etc,etcちょっとぎょっともののショージ君の写真付(いえ、いえ格好いいです!)もちろん東海林さだおのイラストも収録」そのエッセンスを紹介しよう。

 
明智クンもホームズクンも、私立探偵ということになっている。この「私立」というところがなんともいえずいい。けなげな感じがする。これが「公立探偵」ということだったら、彼らも今ほどの名声は得られなかったにちがいない。
 
モデル、という字はモテルという字に似ているこの説に異論のある人はいまい。モデルとモテルは似ているからモデルはモテル」の説に異論のある人もいまい。この理路整然とした理論に異論をとなえる人はいないはずだ。そしてまた、モデルはモーテルにも似ている。モデル、モテル、モーテル。この三つの単語をじーっと睨んでいると、そこにこの三者の怪しく、まがまがしい相関関係が、まざまざと浮かびあがってくるではないか。ワットは、ヤカンが沸騰するのを見て蒸気機関を発明したそうだが、ぼくは「モデル」という単語をじーっと見ていて「モデル、モテル、モーテルの理論」というのを発見したのである。
 
ぼくはテニスには抜きがたい劣等感を持っている道を歩いているときでも、テニスのラケットを小脇に抱えている人に出会っただけでもうダメだ」と思ってしまう。「まいった」と観念の眼を閉じてしまう。犬や猫などは、とてもかなわぬ相手に出会うと、ひっっくり返って四肢を拡げ、ハラを見せることによって恭順の意を表するという。ぼくも道の真中にひっくり返って四肢を拡げ、シャツを掻き拡げてハラを見せたい衝動にかられるそれぐらいまいってしまうのである。
 
自由業というのは一見自由にみえて少しも自由ではない。だれかが「昼間おふろに入れるぐらい」の自由しかない、といっていたがそのとおりだと思う。働いている時間だって、サラリーマンの方より多いと思う。週休二日などとんでもない話で、一年を通じて休めるのは日曜日だけである。祭日もちゃんと働く。
 
ぼくは、腹這いになって食べるとき、一番おいしいと感じるのである。畳の上に新聞紙を拡げ、その上にいろいろな食品を並べ、腹這いになって食べる。いってみれば、新聞紙が食卓ということになる。
 
・ぼくは馬は食べたことはあるが乗ったことはない。乗馬経験ぜんぜんないんですか」「ぜんぜんないんです。強いていえば、スーパーの入口などに設置されている十円玉を入れるとガタガタ動くやつ、あれなら乗ったことがありますが、あれを乗馬経験といってよいかどうか」
 
「探偵学校の巻」「モデル学校の巻」「バレエ学校の巻」「懐石マナー教室の巻」「指圧学校の巻」など。

 

これ、1979年初版だから40年以上前の本だよ。トーンが変わらないのはさすが!超オススメです!(・∀・)♪

 

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ショージ君の一日入門 (文春文庫 (177‐9))

ショージ君の一日入門 (文春文庫 (177‐9))