「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「神秘の現世動物 ツチノコの正体」(手嶋蜻蛉)

 


ツチノコの正体―神秘の現世動物


ワタシが小学生のころ、一世を風靡して話題になったのがツチノコ釣りキチ三平矢口高雄「バチヘビ」で描いたよね。(・∀・)


さて、久々にこの本をみて思い出しましたー!「著者の20年以上におよぶ研究をもとに全成果を一冊にまとめる。各地でのツチノコ捕獲作戦、ツチノコの生態と顔かたちなどを愉快に綴ったツチノコガイド」そのエッセンスを紹介しよう。


ツチノコの正体はツチノコである。日本の山野にツチノコといわれる野生動物が隠棲しているのはまぎれもない事実である。私は8回も見ることになった。それは蛇とは異なった姿をしており、瞠目すべき独特の習性を持った稀有なる生き物であった。



ツチノコを捕まえた人はたくさんいる。捕まえようとしたわけではないが、偶然の出会いで遭遇、確保している。この場合、なんからの理由でツチノコが弱っていたか、車で致命傷を受けたときのことだが、追いかけて捕まえてたという例は知らない。大蛇ほど太いのに、これほど短いとは妙な蛇もいたもんだ。多くの人はツチノコのことを蛇との関連でしか考えないし、それ以上の発想もない。蛇とは別の生き物だと区別することはないようだ。


ところが、蛇行せずに身体を伸ばしたまま移動し、垂直に立ち、鳴き声を発し。蛭のように背中を縦にうねらせ、山を転がり、跳ぶのを見れば、人々は蛇との違いを知って驚くのである。生きたツチノコやその死骸を確保しても、これを手元において、新種の爬虫類だと訴える人はいなかった。もとより醜悪なものであるから、その場から遠のくか、殺して捨てるか、埋めるか、または逃してきたのである。ツチノコが世に出ない理由である。


いるのかな?いてほしいなあ。オススメです。(・∀・)


 


ツチノコの正体―神秘の現世動物