「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「新説 東京地下要塞 隠された巨大地下ネットワークの真実」(秋庭俊

   


新説 東京地下要塞 ― 隠された巨大地下ネットワークの真実


その昔、40年以上前のこと、実家のある小田原に「アミーオダチカ」(現在は「ハルネ小田原」)を建設中のとき、「やっと小田原に地下鉄が開通するのかあ!」って本気で思っていた。(笑)


さて、この本。「戦前から守られてきた「地下の秘密」を探る東京には、戦前すでに巨大地下網が完成していた――。いまだ国民に知らされることのない「地下の利権」を暴き出し、多くの証拠をもとに新事実を徹底検証する」そのエッセンスを紹介しよう。


東京には知られざる地下網が張り巡らされている。8年にわたって私はそう訴えてきた。これまでそれは一つの仮説、疑惑の提示に過ぎなかったが、最近、私は実際に地下道をこの目で見たから、もはやそれは仮設や疑惑ではなく、一つの告発と受け取っていただきたいと思う。


サンシャインシティの地下四階には、知られざる巨大な地下変電所がある。東京電力のリストには載っていない変電所であるサンシャインシティの事務所に聞くと、「ここには変電所があることは、口外してはならないことになっています」という答えが返ってきた。極秘扱いということになるのだろうか。この変電所は公式には存在していないことになっている


なぜ東京には二種類の地下鉄があるのか。そしていつ頃はじまり、どんな違いがあるのだろうか。いまや世界の130を超える俊に地下鉄があるが、公共機関が初乗り料金を二重取りしている都市は東京以外に考えられない。なぜ国鉄各線と並んで品川ー新橋を走り、すでに銀座線が結んでいた新橋ー浅草に、もうひとつのルートを敷設しているのだろう。品川ー新橋ー浅草の地下鉄は、本当に戦後に計画され、戦後に建設されたのだろうか。


「現代の極秘地下建設」「都営浅草線をめぐる疑惑」「新宿・都営軌道」「天下を掌握したのは誰か」「先に地下があった」は、興味津々だねー!この本を併せて読むといいね。オススメです。(・∀・)


「大東京の地下鉄道99の謎」(秋庭俊
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20180225


   


新説 東京地下要塞 ― 隠された巨大地下ネットワークの真実