「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「お隣さんが殺し屋さん」(藤崎翔)

 


お隣さんが殺し屋さん (角川文庫)


さあて、今年もたくさんの本を読み、たくさんの感動に出会いました。明日はベスト10の発表だから

これが今年の締めの感動の一冊の紹介です。(・∀・)まず帯のキャッチコピーが惹きつけられる!


「302ページから起こることは、決して誰にも言わないでください!」


「専門学校入学のために田舎から上京した美菜は、隣人に挨拶することに。お隣さんの雄也はどこか陰のある長身の青年で、美菜は好意を抱く。一方、雄也は美菜にある物を見られ動揺する。それは一発の銃弾だった。雄也はそれを使った「仕事」を思い出す。ある弁護士を闇に葬った、恐るべき出来事を。さらに雄也の今度の仕事場は、美菜が通う専門学校で…。純朴女子学生と危険な殺し屋が交錯する、衝撃的ラストのユーモアミステリ」そのエッセンスを紹介しよう。



・「さっきの話、本気で思った?……えっと彩音さんだっけ?彼女の、暴力を振るう彼氏を、殺したいっていう話」

「いや、まあ……殺すなんて物騒な話ですし、そもそも、実際は無理ですよね」

「でも、もし本当に、その男が消えてくれたら、君もうれしい?

「うれしいっていうか……まあ、正直……本当に消えてくれたら、彩音さんにとってはいいことだと思うから、やっぱり私もうれしい、かな」

「なるほど……」


殺し屋集団ってありそうだあ……連絡方法ってきっとこうやるんだろうなあ……リアルだなあ……。302ページからガラッと!文章が変わるのがスゴいっ!!!まさか、こんなラストがあるなんて……。

これ、映像化してほしいなあ。ヒロインは誰かなあ…華奢な女性がいいよね。桐谷美玲か、十代の石原さとみかなあ。超オススメです。(・∀・)


 


お隣さんが殺し屋さん (角川文庫)