酒場のギター弾き 小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「神は背番号に宿る」(佐々木健一)


神は背番号に宿る


この本はスゴイ……感動っ……すでに続編が読みたい……今年のベスト10入りは間違いなしだろう。(╹◡╹)


「背番号という数字にまつわる、プロ野球選手たちの数奇な人生!

「28」は愚直なまでに自分を貫き、マウンドを去った。
「11」はジンクスに抗い、ボロボロになるまで投げた。
「1」は一番になれないまま、自ら消えることを選んだ。
「19」はこの数字に賭け、波乱の人生を駆けた……。

球史に埋もれていた選手たちの物語が、今ここに甦る!異色の感動ドキュメント」そのエッセンスを紹介しよう。


「1」と「28」。昭和の野球ファンであれば、巨人の王貞治阪神時代の江夏豊のライバル関係が思い浮かぶに違いない。しかし「1」と「28」には知られざるもう一つのライバル関係が存在する。実は背番号「28」江夏豊には、もう一人、背番号「1」の永遠のライバル・鈴木啓示がいた。鈴木がいなければ、江夏が運命の番号を背負うこともなかった。「やっぱり、僕にとってタテジマの『28』っていうのはもう本当……、青春のすべてでしたからね」


あなたにとって背番号とは?この抽象的な問いかけに対し、皆、口をそろえた。「背番号は……選手の顔だな」選手は本物の顔以上に、顔となりうる数字。それが背番号だ。


・本書は、背番号という数字を巡る、男たちの数奇な人生を巡った物語である。語られるのは、次の数字にまつわる話だ。

「28」「11」「20」「36」「41」「4」「14」「15」そして「1」

無作為に並べられた、無機質な数字。この数字たちが、これから綴られる物語の主人公だ。


・告白しよう。もはや私は、今上げた一つ一つを、ただの数字に見ることはできない。あう何かを帯びているように感じられてならないのだ。例えば「28」は完全、「11」は誇り、「20」は裏切りというように。


・「ことばには言霊があるだろう。プレーヤーの背番号には「数霊(かずだま)」というものがあるんだよ」


彼らには、その数字を背負う理由があった。自分が自分である証。それが、彼らにとっての背番号だった。


・数字には本来、記号としての簡素な意味しかない。だが、私たちは、その数字に何かを感じてしまう。人格、人生、伝統、責任、運命、呪い、願い……。背番号は生きている。永久欠番とという称号が消滅しても。彼らが背負った“数字”を見れば、私たちの心はいつでも彼らの姿が蘇ってくるのだ。


空白の一日と幻の「3」「掛布の呪い「31」「佐々木主浩高津臣吾藤川球児の「22」」「田淵幸一大久保博元里崎智也小林誠司の「27」」「森昌彦(祗晶)、大矢明彦伊東勤古田敦也谷繁元信の「27」」「田中将大松坂大輔前田健太岩隈久志三浦大輔藤田元司堀内恒夫桑田真澄の「18」「型破りで豪放磊落な男の「10」=藤村富美男駒田徳広張本勲、「あぶさん」のモデル、永渕洋三」「「足して10」にこだわった野村克也」「江夏の21球の秘話」「たった一人の引退試合」「「14」「41」谷沢健一の運命」「「4」「14」永久欠番と死」「「1」鈴木啓示の不滅」「アンラッキー7 筒井修、桑田武吉村禎章二岡智宏西岡剛など。


どれも読ませる……数字って何かがあるんだねえ。野球ファンは必読!超オススメです。(╹◡╹)



神は背番号に宿る