「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「大放言」(百田尚樹)


大放言 (新潮新書)


ベストセラー作家の百田尚樹氏。全作品読破を狙っています。この本は実に痛快だ!(╹◡╹)


「思ったことや軽いジョークを口にしただけで、クレーム、バッシングの嵐。求められるのは人畜無害な意見ばかり。こんな息苦しい世に誰がした?数々の物議を醸してきた著者が、ズレた若者、偏向したマスコミ、平和ボケの政治家たちを縦横無尽にメッタ斬り。炎上発言の真意から、社会に対する素朴な疑問、大胆すぎる政策提言まで、思考停止の世間に一石を投じる書下ろし論考集。今こそ我らに“放言の自由”を!」そのエッセンスを紹介しよう。


現代の若きバカものたちへ 「自分を探すバカ」


20年も生きてきて、学校でも社会でも、あるいは友人たちとの触れ合いでも見つからなかったものが、半年やそこら外国を放浪したくらいで見つかるのだから「宝探し」としては実に手頃だ。しかしそれは世界のどこにあるのか?道端に落ちているのか、それともどこかの店に売っているのか?誰かが持っているのか?普通に考えたら、頭がおかしいのではないかと思うが、本人はいたって大まじめなのだ。



「やればできると思っているバカ」「ブログで食べたものを書くバカ」「尊敬する人は両親と言うバカ」「なんでもコスパで考えるバカ」「地方議員はボランティアでやれ」「図書館は新刊本を入れるな」「チャリティー番組は誰のため?」「○○はしない主義」って何?「自己啓発本の効能は?」「テレビの規制は何のため?」など。


それからこれは知らなかったなー!(´⊙ω⊙`)



「殺人はOKでも信号無視はNG」


刑事ドラマなどでは、よく銀行強盗で犯人たちが車で逃走するシーンが出てくる。実はこういうシーンで、犯人は必ずシートベルトをいしなければいけないのを、皆さん、ご存知だろうか?殺人を犯すシーンはOKだが、シートベルトをしないシーンは許さない、という警察のルールもおかしい。


もっと表現の自由があってもいいよね。個人的にはSNSで自撮りばかり載せるバカ」「不倫会見はプライベートなこと、当たり前のこと、必要ない」がいいなあ。オススメです。( ◠‿◠ )



大放言 (新潮新書)