「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「空いろのたね ほか」(光村ライブラリー2)


またまた光村図書の小学校の国語教科書に掲載されたお話シリーズの第二弾!

昭和46年度から平成12年度までの定評のあったお話を、児童書にしたもの。特に印象的だったストーリーを紹介しましょう!


【空いろのたね(なかがわりえこ)】


ゆうじは宝物の模型飛行機を、森のきつねの宝物「空いろのたね」ととりかえました。

家に帰って庭にたねを埋め、水をやります。次の朝早く見に来ると、空いろの家が出てきました

家はどんどん大きくなります。

ひよこが入り、ねこが入り、ゆうじが入り... 

とうとう家はお城のように立派になり、町じゅうの子どもが、森じゅうの動物が、どんどんやってきて入りました。

宝物を取り替えたきつねがやってきて、空いろの家に驚き、飛行機をかえすから家を返せといいます。

家からみんなを追い出してひとりじめしたきつねでしたが、そらいろの家はさらにどんどん大きくなって

お日様にぶつかりそうになりました。そして……。


これは、芥川龍之介蜘蛛の糸の絵本版だなあ。


その他、「王さま出かけましょう」(てらむらてるお)、「ぼく、にげちゃうよ」(マーガレット・ブラウン)、「かさこ地ぞう」(いわさききょうこ)が収録。


懐かしい、そして今、読んでも新鮮だね。親子で楽しめます。オススメです。(・∀・)!