「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術」(浅田すぐる)

世界一の自動車メーカートヨタといえば日本を代表する企業だよね。

なぜ世界一なのか!?その秘密はココにあった!そのエッセンスを紹介しよう。


・実は、トヨタには、業務上の書類はすべてA3またはA4サイズの紙1枚に収める、という習慣が企業全体の文化として根付いています。7万人にのぼるトヨタ社員のほとんどが、日頃から当たり前のように行っています。

報告書、企画書、会議の資料や議事録、打ち合わせに使う書類、プレゼンテーション資料、スケジュール確認用のリスト、考課面談の書類…どんな書類の書類も、そしてどんなに複雑な内容の書類も、原則「紙1枚」で作っていくのです。しかし、それを「どうやってまとめるか」という詳細なマニュアルはありませんでした。


・「トヨタの1枚」ならではの特徴

 1 ひと目で全体が見える(一覧性)


→「紙1枚に収める=一覧性を持たせる」だけで、何枚にもわたる書類よりずっと伝わるものになるのです。

 2 枠がある(フレーム)


→会議がダラダラと無駄に長引かないうえに会議終了とともに議事録が仕上がるという、一石二鳥の効果が得られる。


 3 枠ごとにタイトルがついている(テーマ)


1 目的 2 現状 3 課題 4 対策 5 スケジュール

部署の仕事は基本的にどんなものでも、この5つをクリアにしていけばいいのです。どんな仕事でも、考え、明確にするべきポイントがはっきりしているので、考える時間が大幅に短くなります。



実際に「手で書いて」みると、本当にわかっているかどうか、どれくらいわかっているかがよく「見える」のです。自分で作り上げた「1枚」は、自分の頭の中そのものでした。


豊田社長は「決断は3秒で行う」という独自のルールを持っているそうです。それくらい短時間で決断をくだせるような「1枚」を用意しなくてはいけない、ということです。


・会議の書類の役割は2つ。「会議の無駄を減らす」ことと「会議をスムーズに進行させる」ことです。


・目的を見失いそうになったら「この口ぐせ」をとなえなさい。「ひとことで言うと」


「プレゼンを行った際に相手が聞いてきそうな質問は何か?」を考えます


なかでも「エクセル1」は、まさにツボとコツだね。すぐに使ってみよう。オススメです。(・o・)