以前から読みたかった本、ようやく図書館の私の番が回って来ました!(・∀・)あの「夢をかなえるゾウ」の水野敬也と、あのパラパラマンガの鉄拳がタッグを組んだ。
「「夢」はずっと僕のそばにいた。けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた――。
老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは?
その手紙のエッセンスを紹介しましょう。
・私は、人生の中で あなたに自慢できるようなことは何もできませんでした。
若いころ、憧れていた職業がありました。でも、その仕事に就くことはできませんでした。
好きになった女性がいました。でも、その女性には振り向いてもらえませんでした。
私は、死にたくありません。私は生きたいのです。
生きて、もう一度 好きなものが食べたい。高価なものじゃなくていい。
近所のスーパーで材料を買って作れるものでいい。
友人と酒を飲みたい。酒を飲みながら笑いたい。
「つまらない人生だな」と言いながら笑い合いたい。
人を好きになりたい。振り向いてもらえなくたっていい。傷つくだけで終わってもいい。
その人のことを考えているだけで 幸せになれるあの時間を、もう一度味わいたい。
夢を見たい。かなわなくてもいい。恥ずかしい思いをするだけでもいい。それでも、もう一度、夢を見たい。
私は、これまでずっと、夢をかなえることができたら、自分の人生が輝くと思っていました。
そして、夢をかなえていない私の人生は、何の輝きもない、つまらない人生だと思っていました。
でもそれは間違っていました。
生きることが、輝きでした。
生きること、そのものが、輝きでした。
あなたは、今、生きている。
そのことが、私にはとてもまぶしいのです。
この鉄拳のイラストが「あったかいんだから〜!」夢を忘れないあなたに贈ります。オススメです。(・∀・)!