「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「それでも僕は夢を見る」(水野敬也・鉄拳)

以前から読みたかった本、ようやく図書館の私の番が回って来ました!(・∀・)あの「夢をかなえるゾウ」水野敬也と、あのパラパラマンガの鉄拳がタッグを組んだ。


「夢」はずっと僕のそばにいた。けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた――。

老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは?

その手紙のエッセンスを紹介しましょう。


・私は、人生の中で あなたに自慢できるようなことは何もできませんでした


若いころ、憧れていた職業がありました。でも、その仕事に就くことはできませんでした


好きになった女性がいました。でも、その女性には振り向いてもらえませんでした。


私は、死にたくありません。私は生きたいのです。


生きて、もう一度 好きなものが食べたい。高価なものじゃなくていい。


近所のスーパーで材料を買って作れるものでいい。


友人と酒を飲みたい。酒を飲みながら笑いたい。


「つまらない人生だな」と言いながら笑い合いたい。


人を好きになりたい。振り向いてもらえなくたっていい。傷つくだけで終わってもいい。


その人のことを考えているだけで 幸せになれるあの時間を、もう一度味わいたい。


夢を見たい。かなわなくてもいい。恥ずかしい思いをするだけでもいい。それでも、もう一度、夢を見たい。


私は、これまでずっと、夢をかなえることができたら、自分の人生が輝くと思っていました。


そして、夢をかなえていない私の人生は、何の輝きもない、つまらない人生だと思っていました。


でもそれは間違っていました。


生きることが、輝きでした


生きること、そのものが、輝きでした。


あなたは、今、生きている。


そのことが、私にはとてもまぶしいのです。


この鉄拳のイラストが「あったかいんだから〜!」夢を忘れないあなたに贈ります。オススメです。(・∀・)!