明けましてお目出度うございます。2015年もよろしくお願い申し上げます。m(__)m
さあ、新春一発目は、私の尊敬するチベット仏教の最高指導者・ダライ・ラマ14世のインタビュー。これを読んで身を清めましょう。エッセンスを紹介しましょう。
・私は、恋愛や夫婦の問題については答える能力がない。坊主だから経験がないからね。ただ、こういうことは言える。恋人の、親子の、友人との情愛は、愛着に過ぎない。愛着は執着であって、純粋な愛ではない。親は死に、恋人は去り、友もまた消える…いつかはね。
・(ダライ・ラマの朝の日課は?)普段は3時半に起きる。少し運動をして朝の勤行をする。五体投地も。そこの仏像の前でね。そして5時頃朝食。その後。8時半まで祈りと瞑想を続けます。
・私は、仏教を広めることには興味がありません。誰かが仏教に深い興味を持つなら、もちろん彼らを導くのは私の役目です。しかし、興味を持たない限り、押しつけてはいけない。どんな思想も宗教も。
・私は仏教僧として、すべての生き物、すべての人間には、ブッダの性質が備わっていると信じています。誰もがブッダになる力を秘めているのです。最も大切なことは、一人一人がその素晴らしい力を潜在的に持っていると感じること。そのために私は、いつも人の中に潜んでいるものを呼び起こそうとしているのです。
・ブッダの教え、ダルマ(説法)は、ただ理解するだけではいけない。最も大切なことは、その教えを実践し、教えと共に日々の人生を生きること。これはスポーツによく似ている。あなたがあるスポーツが好きだったら、ただ座って観ているだけでは物足りなくなるはず。実際に参加したほうが、はるかに充実して楽しいでしょう。
・私たちは仏教徒だ。いつも、すべての生きとし生けるもののために祈っている。私たちは、中国人に悪いことが起きるようにと願ったりはしない。中国人には幸せになってほしい。そして、中国人に幸せが必要なように、幸せは、チベット人にも必要なのだ。
・この国、あの国という考え方はあまりよくありません。国と国を分ける意味もなくなってきています。地球上のすべての人は、一つの家族であると考えるべきです。
いいねえ、ブッダの教えそのものだね。今年もよろしくお願い申し上げます。(・∀・)