「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ボクは坊さん。」(白川密成)

この本はありそうでなかった本だ。お坊さんってどんなことを考えて、何をやっているの!?高野山大学を出て、24歳で住職になった著者が語る、お坊さんとは!?笑いあり、涙あり、学びあり!そのエッセンスを紹介しょう。


・僕は坊さんにならなければ、これんほど何度も「死」について考えることはなかったと思う。ところが、その場面で多くの人と向き合っていると、「死」のもつ、やわらかな感触のようなものが頻繁に感じないわけにはいかなかった。死との出会いは「生」との再会でもあった


「十九、二十歳の頃って、どんなことしてた?」僕なら迷わず、こう答えるだろう。仏道修行してた」なぜならそれが、100%の事実だからだ。


・修行にはさまざまな生活規則があって、その中でもよく覚えているのは、「流行歌を歌ってはならない」という規則だ。


・お坊さんの仕事ってどんな仕事があるの?もちろん一番大事な仕事は、仏教を学び、受け取り、それを提案することにあると僕は思う。それが一番の基本的で大事な仕事であることを、忙しい日常の中で忘れがちになってしまうこともあるので注意しないとな、時々考える。


・しかしその他にも、本当に多種多様な仕事がある。たとえば境内を整備する時には、業者を選定し、相見積もりをとったりする仕事や、お寺の新しいお守りや数珠を企画したりすることもある。そして毎日の掃除、お勤め、行事の整備・執行、縁日のお札配り、除夜の鐘、宗教法人としての法的整備、仏教会や霊場会などの会議への出席。さまざまな仕事がある。


へー、そうだったのかー…。知られざるお坊さんの生態(?)と日常。実にオモシロイ!オススメです。(・ω<)