「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」など、ベストセラーを連発している作家、百田尚樹。(・ω<) 放送作家出身だけあって、幅広いジャンルとぐいぐいと読ませる筆力とはさすがだ。
さて、この本は、ある一夜、5人に起こった5つの奇蹟のハナシ。そして泣けるストーリーなのだ。
特に冒頭の「魔法の万年筆」というハナシ。
「幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが―。」
その他、「猫」「ケーキ」「タクシー」「サンタクロース」などどれも珠玉の短篇集。
全作品映画化して欲しい!そして泣かせてほしい!(T_T)百田さんをまだ読んでいない人は入門編としていいね。オススメです。(・ω<)