「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「絵本 地獄」(千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵)

この絵本は子供に読んで聞かせて欲しい!!!(゜o゜)「死んだ五平が生き返えり、見てきた地獄の恐ろしさを語る。「いのちをそまつにするな」死のこわさについて学習するチャンスを与える絵本。そのエッセンスを紹介しよう。


なます地獄〜牛や馬やうさぎはもちろん、さかなやむしのせわをなまけてころしたものは、生きながら、からだをきざまれて、ころされたもののくるしみをあじわう


かまゆで地獄〜うそをついたり、やくそくをやぶったものは、この、かまゆで地獄でくりかえしくりかえしにられるのじゃ。


火あぶり地獄〜ぬすみをしたものは、この地獄におとされるという。「ゆめゆめ、ぬすみはすまいぞ!」


針地獄〜いい子ぶってつげ口をしたり、ほかの人をばかにしてわる口をいったりしたものは、この針地獄へおとされるのじゃ。


火の車地獄〜ほかの人のはなしを、さいごまできちんときかずに、じぶんかってなふるまいをするものは、火の車で地獄じゅうをひきまわされる。


竜の口地獄〜ほかの人のしんせつにかんしゃせずに、すなおに、ありがたいとおもわないものは、竜の口にとじこめられる。


地獄でおそろしいのは、死ぬことができないことだ。たとえきりきざまれても、フーっとかぜがふくと、つみ人のからだが、また、もとどおりになってしまうのじゃ。おかしたつみがきえるまで、くりかえし、くりかえし、くるしまなければならないのだ。「無間地獄だ!」さまざまなつみをかさねたものは、無間地獄におちる。そこからは、えいきゅうにでられない。


「子どもたちよ、いのちをそまつにするなよ!」


リアルだなあ…ホントに地獄を見てきたとしか思えない…。オススメです。(・∀・)