「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ごきげんな人は10年長生きできるポジティブ心理学入門」(坪田一男

アメリカでは「ポジティブ・サイコロジーの研究が進んでいるのだとか。つまり、人の「幸せ」と寿命、健康との関係の研究なのだ。


筆者の坪田一男氏は慶応義塾大学医学部の教授。説得力あるわー!そのエッセンスを紹介しよう。


「幸せな人は、幸せでない人に比べ、14%も寿命が長い」「幸せな人は7.5〜10年も寿命が長い」ことが示されている。また、幸せな人は自殺する人が少ない、事故に遭いにくい、血圧が高くなりにくい、血糖値が安定しているといったいいことずくめの研究成果が数多く示されている。幸せは、心ばかりか身体の健康状態にも大きく影響を及ぼし、さまざまな形で寿命を延ばす力を持っているのだ。まさに、「笑う門には福来たる」なのだ。


・人はどんなとき幸せを感じるのだろう。「幸せと感じられる時間」や「不機嫌な時間」が日常生活の中にどれくらいあったかを調査する数々の研究では、なんと、幸せともっとも大きな相関関係になったのは、「睡眠」と「上司」であることがわかっている。日常生活においては、十分な睡眠と毎日顔を合わせる上司の影響力は甚大だった。しかも、「結婚」が幸せに与える影響すら、「上司」の比ではないそうだ。


プリンストン大学名誉教授で行動経済学社のダニエル・カーネマン博士は、米国で45万人を対象にした「年収と幸福」の関係を調査したところ、年収が多ければ多いほど「生活評価」は高まるものの、「幸福度」は年収75000ドル=約600万ほどで頭打ちになることがわかったのである。


・いったいどんな食事をすれば、よりポジティブになれるのか?基本は三つ。


1 病気を防いで、より高いレベルに健康を引き上げるための食事法を実践しよう
2 ストレスに対向するための食べ物をしっかり食べよう
3 脳の働きをよくする食べ物をしっかり食べよう


ああ〜!よかったあ!脳天気で!(・∀・)最新の研究成果をもとに、「病は気から」の実例と実践法も書かれています。オススメです。(^^)