「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ドーキンス博士が教える「世界の秘密」」


この本は、お世辞抜きでオモシロイ!!!(・∀・)


世界最高の進化生物学者による大人から子供まで楽しめる「世界の仕組み」についての本なのだ。4,200円もする大型本。豊富なイラストも楽しめる。「超自然のマジックを持ちださなくとも世の中の出来事はうまく説明できるし、そのほうが驚きと不思議を深く味わえますよ」その中でも最も響いた章のエッセンスを紹介しよう。


【本当のところ、最初の人間は誰だったのだろう?】


あなたは驚くかもしれないが、最初の人間などいなかった。最初のウサギはいないし、最初のワニも最初のトンボもいなかった。さて、あなた自身の写真の上にあなたのお父さんの写真を重ねる。今度は彼のお父さん、つまりあなたのおじいさんの写真をみつけて重ねる。そしてひいじいさん、ひいひいじいさん、ひいひいひいじんさんとどんどん写真を重ね続けよう。1億8500万枚の写真の山を想像して欲しい。それは6万7000メートルの塔になる。


あなたの「ひい」が1億8500万個つくおじいさん(4億1700万年前)は、こんな姿だった





というわけで、最初の人間は誰でいつ生きていたのか、という問いに明確な答えはない。なんとなくあいまいで「あなたはいつ赤ん坊であるのをやめて幼児になったのか」という問いへの答えと同じようなものだ。おそらく100万年前よりあとだが1万年以上は前のどこかの時点で、私たちの祖先は現代人が出会っても子づくりができないくらい、現代人とは違うものになっている。


私たちの大昔の祖先がどんな姿だったのかを、正確に教えてくれる化石はないかもしれないが、すべての生きものは私たちの親戚であり、互いに親戚どうしであることは疑いの余地がない。


はあ〜!そうだったんだー!!!(・∀・) やっぱり世界は一家、生物はみな兄弟なんだよね〜!


その他、「なぜ、こんなにいろいろな動物がいるのだろう?」「ものは何でできているのだろう?」「なぜ夜と昼があり、冬と夏があるのだろう?」「太陽って何だろう?」「虹って何だろう?」「すべてはいつ、どうやって始まったのだろう?」「いるのは私たちだけなのか?」「地震とは何だろう?」「なぜ悪いことは起こるのだろう?」「奇跡とは何だろう?」など。グイグイ惹きこまれる本です。超オススメです。(・∀・)