「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『好奇心ガール、いま97歳』(笹本恒子)

好奇心ガール、いま97歳

好奇心ガール、いま97歳

またまた素敵な本に出会いました。表紙の笑顔の素敵なお姉さまは、97歳の日本人初の女性報道写真家!\(◎o◎)/!戦前から仕事を開始し、26歳で日本初の女性報道写真家に。小休止のあと、71歳で再出発。


「本書は、関東大震災、戦争、結婚、転職、夫の闘病など幾多の困難を乗り越えてきた人生を振り返りつつ、現在の衣食住、生きる信条、仕事観、恋愛・結婚観、しまい支度などを余すところなく語ったエッセイ」日本で一番チャーミングな97歳の長生きのヒントとは?そのエッセンスを紹介しよう。


・そうそう、わたくし、「毎日メモ」というものをつけているのです。無印良品の一冊93円の横長の無地のノートに古いカレンダーでカバーをかけて使っています。リビングの机の上に置いておいて、心にとまったいろいろなことをメモします。たとえば、日の出、日の入りの時間も書いてあれば、テレビの英語会話で覚えたフレーズを書き込んだり、いい俳句などに巡り会えればそれをメモしたり、その日に会った人の印象を書き記したり、ついでに漫画もね。そして、新聞の切り抜きもはさんでおく。昭和55年(1980年)くらいからこの「毎日メモ」をつけ始め、もう50冊くらいあります。要するに日々の備忘録のようなもの。物忘れ防止のために。この他に日記も書いていますが、それらは心の中のことを書いています。「わたくしはあの人が好き」などと書いてあるかどうかは秘密です。


その他、「97歳のひとり暮らしはこんなふうです」「おいしいものを適度にが食事の基本」「甘えない、甘やかさないが元気の秘訣かしら」「女性報道写真家の道へ」「いくつになっても恋をして」「最期は大好きな人に手を握られて」など読み応えたっぷり。おススメです。(^<^)