「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『人は言葉に癒され、言葉に励まされる』(松永伍一)

人は言葉に癒され、言葉に励まされる

人は言葉に癒され、言葉に励まされる

私の読書は、もっぱら図書館から借りるのが多く、年間400冊くらいは読破している。(^^♪ 質より量!!!中でも行きつけが、品川図書館と大崎図書館。ちょうど通勤の途中にあるということで週2回は、本の返却と貸し出しに行くのがルーティーンワークになっているのだ。

常に20冊は予約していて、15冊〜20冊は借りているのかな。そうするとイヤでも読まざるを得ないので…。(^。^)その中でもたまに「本日返却の本」の棚にチラッと目をやると掘り出し物があったりするのよっ!

この本も良かったなあ。(^^♪著者は、詩人・評論家・作家の松永伍一氏。これも奇遇で今年の3月3日に79歳でお亡くなりになったのだとか。シンプルな中に深い言葉とその解説が深い。そのツボを紹介しよう。


持っている物差しが短いと、イライラするようにできている。

出会いは預金に勝る財産である

真に絶望した者だけが、本当の希望を持てる。

楽しいことばかりではなく、辛いこともあるから人生はバランスがとれる。

夫婦は「一心同体」ではなく、「二心二体」である。

夫婦も他人、兄弟姉妹はなおさら他人と受け取った方が楽である。

感動は決して過去形にはならない。

感度で涙ぐんだ回数だけ、心の年輪ができる。

「しかし」という接続詞に続く言葉は、なぜいつも言い訳になるのだろう。


中でも、最も響いたのは、この言葉!(^。^)


屋久島の縄文杉は、用材にならない落ちこぼれだった。

〜樹齢3000年とも4000年とも言われる屋久島の縄文杉が、生き残ったのはその杉が初めから木としての資質に恵まれていたからではなく、用材にならないと人が伐採を断念したからだ、と聞いて二度びっくりしました。不良品扱いにした薩摩藩は商品価値を優先しましたが、長寿の価値を見落としていたのです。「落ちこぼれの栄光」という讃辞は、縄文杉にこそ当てはまるものだと思いませんか。


にゃるほど〜!( ..)φメモメモ ナットク!深イイ言葉が満載!オススメよ。(^_^)