「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『マンガで読む般若心経』(運命・宿命篇)(桑田二郎)

エイトマン」、「まぼろし探偵で一世を風靡したマンガ家の桑田二郎氏。(^<^)


ナント13歳でデビューしてからトントン拍子に大成功をおさめた。しかし、ずっとわけのわからない思いが心の中にくすぶり続けてて何度も自殺を図ろうとした。そして42歳の厄年のとき、死について考えることが、いつしか、「いのち」について思いをめぐらせる方向へと、意識が変化していった。その見えない生命をわかりやすく表現した般若心経のマンガだ。深くて易しい般若心経入門、そのエッセンスを紹介しよう。


ひとりひとりの運命はさまざま。ひとりひとりの宿命もさまざま。
恵まれた人と恵まれない人…。その違いはカルマ(業)からあらわれてくるという…。


カルマとは……心に何かを思い、行動する時、それは
何らかの結果となって自分にかえってくる
原因と結果をつなぐ因果の法則!!それがカルマだ。


カルマはこの一生をこえた次の一生の中にもあらわれるという


観音さまとは 全ての人々を生きる上での苦しみから救おうとうする
仏の慈悲の心の化身だ。


その人その人の苦しみに応じて
自在に変化して救いの手をさしのべられる
したがって観音様の姿もさまざまだ
三十三もの姿に化身される


菩薩とは、「さとりを求める者」「求道者」という事だが、人々を救おうとする仏の化身を菩薩と呼ぶ


今、生きているこの世で この生命のあるうちに
理解しなければならぬもの 実感しなければならぬもの
そうしたものがこの生命の奥にある。
それを仏陀は「空」と表現した。
「法」とも表現した。
そして、そこに永遠の真理があると説いた。


「空」とは秘にして密なるもの。
「空」とは「色」のうしろにかくれた力。
「空」とは見えざる次元の働き。見えずとも存在を超えて存在するもの。
だから「空」は「神」とも云える


「空」を実感するという事は
「空」になりきる事である。
「空」と一体になる事である。
それは
神と一体になる事であり
仏と一体となる事であり
霊と一体となる事である。
そして、それこどが魂の自覚につながる。


…ん〜深い!!!マンガだからといって侮うなかれ!!!じっくり読まないとなかなかわからないよ。何度も繰り返し反復したい本。おススメです。(´▽`)