- 作者: 椰月美智子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本
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さつき、みやこ、みのりの思春期の三姉妹が慕う、母親けいこの妹のるり姉は天真爛漫で感激屋。周りの人々を楽しい気分にさせてくれる天才だ。だが、そんなるり姉が入院した。まさか!るり姉はどーなっちゃうの!? 三姉妹、 母親、るり姉の夫(開人=カイカイ)の五章の視点から家族愛が語られる。
いいなあ…。女同士っていいなあ…男にはこの世界はないなあ…。うらやましいなあ…。
私がイチバン気に入ったのは、家族旅行でるり姉が歌うこの歌。
「♪ 〜 びわはー やさしーい きーのみだからー だっこしあってー うれているー 〜 ♪」
「だってるり姉だもん。あたしはなんだかおかしくない。だって、るり姉だよ。奇跡が起こるに決まってる。るり姉にかかれば、魚は空を飛ぶし、モグラは日光浴をするのだ。カマキリは洋服を着て帽子をかぶって歩いてるし、象は屋根に寝そべってお腹を出している」
愛があれば奇跡が起こるのだ。気持ちがほっこりしたい方にオススメです。(^J^)