「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『さらば、東京タワー』(東海林さだお)

さらば東京タワー

さらば東京タワー

いつも思うんだけど漫画家の東海林さだお氏は天才である。漫画もエッセイも絶妙な目のつけどころと表現力にいつも脱帽しているのだ。この本も面白かったね。(^J^)


BOOK〜全メニュー制覇!?…『偉いぞ!立ち食いそば』(東海林さだお
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120122


さて、この本。タイトルに惹かれてよみましたがケッサク!そのエッセンスを紹介しよう。


・突然ですが、333m。
東京タワーはこれまでこれまで建造物としては日本一の高さを誇っていた。
自信満々だった。
何しろ日本一。
だが驕る平家は久しからず。
強敵が現れたのだ。
ご存知東京スカイツリー
高さ634m。
その差300m。完敗である。


〜中略〜


いま彼が欲しているものは何か。
それは心ある人々の慰めである。
こういうときこそ、親身になってあげることが真の友情というものではないか。


〜中略〜


東京タワーに水族館があることを知っている人は少ないと思うが、一応しておくと、
観賞魚だけを集めた水族館は他に類例がなく、観賞魚の数約九百種類、五万匹、その規模は世界一」ということに
なっているが、要するに、大物は一匹もいませんというユニークな水族館なのである
もちろん水族館につきもののイルカショーはなく、ペンギン、北極熊もいない。
チケットを買って(1,000円)入ったすぐのところに、まず六匹ほどのイモリ(トカゲそっくり)が入った水槽があり、次が五匹の蛙、そしてカメ一匹という布陣。
1,000円取る割には地味なお迎え、というか、とりあえず下っ端たちが慎ましく迎えてくれる。


その他、「頭のふりかけ購入記」、「漬け物石は働いているのか」、「納豆は手づかみで」、「相田みつを大研究」、「缶詰フルコースの宴」など、ショージ節が炸裂!超おススメです!(^J^)