- 作者: 東海林さだお
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/09
- メディア: 単行本
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BOOK〜全メニュー制覇!?…『偉いぞ!立ち食いそば』(東海林さだお)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120122
さて、この本。タイトルに惹かれてよみましたがケッサク!そのエッセンスを紹介しよう。
・突然ですが、333m。
東京タワーはこれまでこれまで建造物としては日本一の高さを誇っていた。
自信満々だった。
何しろ日本一。
だが驕る平家は久しからず。
強敵が現れたのだ。
ご存知東京スカイツリー。
高さ634m。
その差300m。完敗である。
〜中略〜
いま彼が欲しているものは何か。
それは心ある人々の慰めである。
こういうときこそ、親身になってあげることが真の友情というものではないか。
〜中略〜
東京タワーに水族館があることを知っている人は少ないと思うが、一応しておくと、
「観賞魚だけを集めた水族館は他に類例がなく、観賞魚の数約九百種類、五万匹、その規模は世界一」ということに
なっているが、要するに、大物は一匹もいませんというユニークな水族館なのである。
もちろん水族館につきもののイルカショーはなく、ペンギン、北極熊もいない。
チケットを買って(1,000円)入ったすぐのところに、まず六匹ほどのイモリ(トカゲそっくり)が入った水槽があり、次が五匹の蛙、そしてカメ一匹という布陣。
1,000円取る割には地味なお迎え、というか、とりあえず下っ端たちが慎ましく迎えてくれる。
その他、「頭のふりかけ購入記」、「漬け物石は働いているのか」、「納豆は手づかみで」、「相田みつを大研究」、「缶詰フルコースの宴」など、ショージ節が炸裂!超おススメです!(^J^)