- 作者: 永山久夫
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/02/09
- メディア: 単行本
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この本はまたユニークだ。「弱音を吐いたら生き残れない、厳しい現代は戦国時代と似ている。いまこそ、「武士のメシ」の時代である。食材、料理の選択によって、潜在能力を目覚めさせ、人間力をパワーアップする時代が到来した」。実は食事法の達人が天下を取るのだ!織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら天下統一を引き寄せた武将たちが、尾張三河地方から出現したのは決して偶然ではない!戦国時代を彩った漢たちの食卓をあざやかに再現!そしてエピソード、レシピ付き!十九の武将が登場する!その豪華なラインナップは、下記のとおり。
「握り飯で天下取り!豊臣秀吉」(豆味噌の握り飯、焼き蛸)
「塩辛い田舎料理を好んで食べた、織田信長」(本膳=ご飯は白米、汁物は豆味噌で具はカブとせり、大根の味噌漬け、脇膳=どぶろく酒とやきとり)
「麦めしで75歳まで生きた徳川家康」(麦めし、豆味噌の汁物、漬物、鶴やきじの焼き鳥)
「加賀百万石のスタミナ夫婦膳、前田利家」、「食は黒米たるべし!加藤清正」、「食を用いて人心掌握!黒田長政」、「体や脳を活性化させるエネルギーの塊、兵糧丸(ひょうりょうがん)、上杉謙信」、「ほうとうを生み出した、武田信玄」、「死に際まで職に気遣った、石田三成」、「妻の愛情料理に大感激!明智光秀」、「長寿の秘訣はアシタバ飯、宇喜多秀家」「餅の力で大出世!毛利元就」、「粗食で百八歳まで生きた、天海」、「馴れ初めは鰯の塩焼き、鍋島直茂」、「大豆パワーで天下を狙った、伊達政宗」、「家光を穀物で壮健にした春日局」「秀吉のもてなしの感激、毛利輝元」、「カツオ節を常に携帯した古武士、大久保彦左衛門」、「牛肉を好んで食べた、高山右近」
そのほか、「鍋、釜がなくてもちゃんと飯が炊ける方法とは?」「戦乱、飢饉、疫病展の連続なのに、驚くべき長寿!戦国武将の食習慣とは?」「現代の食はほとんど、江戸時代に形成された」など、武将の食にまつわるエピソードも満載。歴史教科書の副読本としてもおススメ!(^u^)
永山久夫の長寿王国
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