「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「西郷の貌(かお)」(加治将一)

いつも衝撃的な本を出している作家の加治将一氏。(^。^) 中でもこの本はスッゴイ!!!(>_<)

写真が一切存在していないといわれている西郷隆盛。それは本当なのだろうか!?新発見の古写真に写っていたのは、西郷じゃないのか!?から始まる歴史エンターテインメント!!!(>_<) そのエッセンスを紹介しよう。



「西郷が死んで、四十年です。ナマ西郷を目撃している人間は、全国のあちこちで暮らしています。たとえば十歳で西郷さんにあった人は五十歳、二十歳なら六十歳です。生き証人が耄碌(もうろく)するにはまだ早い。数々の証言によれば、西郷の顔は実に特徴的でした。遠目に見ても判別できるほどで、一度会ったら忘れたくとも忘れられない。強烈の一言です。それほど鮮明な顔を眼に焼き付けている人が大勢いる時代にあって、はたして歌舞伎の舞台チラシに、これが西郷だ!とニセモノを堂々と掲げるでしょうか?


都合の悪いものは隠す。という信念の上に歴史をいいように造ったのが明治政府です岩倉具視大久保利通というビッグ2は、朝廷という国民がまったくうかがい知れないテーマパークを乗っ取り、天皇を神と偽り、国民をペテンにかけたわけです」


西郷の銅像の完成は明治30年。西郷の死から二十年後だ。翌年の除幕式で銅像を目撃した西郷糸子未亡人は、「こげな人じゃなかったこてえ!」と辺りかまわず叫び、さらに「浴衣を着て散歩なんてしていなか」と、抗議ともいえる言葉を吐いて、周囲に諫められている。



「これは…」 眼が、右端の侍に釘付けになった。大男である。顔は精悍そのもので、胸の貼り方、押し出しは尋常ではない。カメラを見据える視線も強烈である。望月の心臓が高鳴った。


さあ、明治政府の目くらましの結界とはなんだったのか!?超おススメです!(>_<) 


加治氏のこれらの本もいいよー!眠れなくなっちゃうよー!!!


BOOK〜『石の扉 フリーメーソンで読み解く世界』(加治将一
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110101

BOOK〜奇跡のカウンセリング小説…『アルトリ岬』(加治将一
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101119

BOOK〜龍馬暗殺の真相は!?…『あやつられた龍馬』(加治将一

http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070605

BOOK〜初代天皇「X」はどこから来た?…『舞い降りた天皇・上』

http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090105

BOOK〜ついに明かされた天皇のルーツ…『舞い降りた天皇・下』

http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090224