「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

HUMAN〜『武田双雲〜自分の限界値をきめないこと』


今日から四月だね。自分の季節がいよいよやってきたよ!テンションが上がるね〜!(^^♪

テレビでもおなじみの書道家武田双雲氏。なんと東京理科大出身なんだよね。


九電のフリーペーパーに掲載されていた記事で、氏の生き様が語られている。そのエッセンスを紹介しよう。


九州電力〔うららか第4号〕特集1 文字の力 -POWER OF LETTERS-


・三歳の頃から母の武田双葉に書道を習っていましたが、書道家なるつもりはまったくなくて、大学で情報科学を専攻し、NTTに就職しました。会社の先輩に頼まれて、筆で書いた名前をパソコンでアレンジして名刺にしたら、「すげぇ、かっこいい!」とみんなが褒めてくれたんです。とてもうれしくて、そのとき同僚が言った「お前、これで飯食えるんじゃない?」の一言が効いて、あとは一直線です。


・僕の口ぐせは「行き当たりバッチリ」。思い立ったら、いても立ってもいられないタチだから、もう止められなかったですね。NTTを退職して、筆文字の名刺や表札、Tシャツなどを製作販売する「ふで文字や.com」を開業。しかし、仕事がなく、貯金はどんどん消えていく。そして書の路上パフォーマンスを始めました。


「あなたの言葉を書きます」という看板を出したら、少しずつ足を止めてくれるようになったんです。お客さんの中には、身の上話をする人もいれば、愚痴をこぼす人もいる。そういう話に耳を傾け、「あなたの言葉を確かに受け取りました」という思いで、その人が書いて欲しいという言葉を書いて渡しました。するとすごく感動してくれて、涙を流してくれる人もいた。…そうか、字の上手下手じゃないんだ。相手の思いをきちんと受け止めて、心がつながったときにみんなが感動してくれるんだ。ということに気づいたんですね。人に評価されたい、認められないという自分のエゴをどんどん捨てていったら書く字も確実に変わっていきました


・1年たったとき、名刺などの注文も来はじめ、自宅で細々と始めていた書道教室にも生徒も集まって、なんとか食っていけるようになりました。あのときが一番楽しい時期でしたね。やはり、自分の「限界値」を決めなかったのがよかったのだと思います。とかく人間は自分の限界を決めてしまいがちですが、若かったから怖いモノなし。書で人を喜ばせたい。その一心で、路上パフォーマンスをし、ホームページに、「50歳までに、最低でも1億人以上の人の心を動かす」と書きました。小さな発見を大きな喜びや感動に変えることが出来る。路上で学んだことは、大きな宝になっています。


・僕はよく「ダカラコソ、デキルコト」という魔法の言葉を使うんですが、日本人だからできること、不景気だからできること、36歳だからできること……いっぱいあります。ですから、みんなで「ダカラコソ、デキルコト」を探して、もっと人生を楽しく、日本を元気にしていったらいいと思う。


・今後の目標は、6月9日を「世界感謝デー」として世界中に広めることです。6と9は。陰と陽、森羅万象を表し、中国やインドではすごくパワーのある数字なんです。この日だけはメディアも感謝の記事を載せ、世界中のアーティストが感謝をテーマにイベントを開き、世界中の人々が感謝の手紙を書く。そんなプロジェクトを広めて、人々の「感謝力」を高めていったら、世界はもっと希望に満ちたものになるに違いない。そう思って、いま、世界中の友人たちに働きかけているところです。


いいよね!「世界感謝の日」広げて生きたいよね。(^^♪


感謝69「世界感謝の日」http://kansha69.com/

BOOK〜『一日一魂』(武田双雲
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110629