「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『赤塚不二夫のおコトバ マンガ人生50周年記念出版』

赤塚不二夫のおコトバ―マンガ人生50周年記念出版

赤塚不二夫のおコトバ―マンガ人生50周年記念出版

私が大好きなギャグ漫画家・故赤塚不二夫大先生。(^u^) 小学校の時はマンガを描いていて、本気で「赤塚賞」を狙っていたなあ。この本もよかったね。


BOOK〜『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090211


さて、この本は、赤塚不二夫のおコトバをまとめたもの。その人となりを知る友人・知人、すなわち、赤塚家とフジオ・プロに出入りした人、一緒に飲んだことがある人、暮らしたことがある人、仕事をしたことがある人、おバカなことをした人たちから「忘れられない発言」を募り、そのときの状況を記したもの。

ハチャメチャあり、シリアスな言葉ありの、赤塚不二夫の実物大ジグソーパズル!中でも印象に残ったおコトバを掲載しよう。



・頭のいいヤツは、わかりやすく話す、頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。


・一流ってのは、本気で意見を言えるヤツ。世間に対して、はっきり何でも言える人間。本気で自分の思ったことを言えるヤツが一流なんだ。


・今まで、新宿の高層ビル一本分は飲んだな。


・オレが倒れたら、脳卒中じゃなくて脳中卒だな。(赤塚先生は中卒なので)


・オレさ、人が面白いって言ってくれんなら、小便だって飲んじゃうよ。


・オレでも、1割バッターなんだよ。(これまで60以上の作品を描いたけど、当たったのは「おそ松くん」「天才バカボン」など六作品だけ)


・これが不思議なんだよ、みんなでトキワ荘にいたとき、漫画の話はあまりしないの。映画の話ばっかり。


・自分がいつも一番下だと思っていればいいの。そうすれば、人の言うことが よく頭に入ってくるの。


・『第三の男』はいいよ。えっ?テレビで観たの?ダメだよ、映画は映画館で観なきゃ。


・続けざまに 面白いアイデアを生み出さなければ、プロとはいえない。


・テレビでもっと面白いことやろうよ。なんだったらオレ。生本番中に首吊ってもいいんだよ。


・ノーメル平和賞もらうの。


・日の当たった人は、まだ日の当たらぬ人を住まわせ、食べさせる。居候は勉強し、自身を鍛え、世に出ることで恩返しをする。その文化を大事にしたい。


・病気自慢ではないが、婦人科と糖尿病以外の病気はすべてやった。


・品性のない お笑い芸人はダメだ。


・ボーリングでも、囲碁でも、マージャンでも、おもしろいと思っている間は、毎日たてつづけに何回でもやる。死ぬほどやる。あきてしまって見るのもイヤになるほどトコトンやる。


・もっと、真面目にふざけなさいよ。


ん〜!いいなあ…深いなあ。もっと真面目にふざけようっと!(^^♪