- 作者: 赤塚不二夫
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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BOOK〜『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090211
さて、この本は、赤塚不二夫のおコトバをまとめたもの。その人となりを知る友人・知人、すなわち、赤塚家とフジオ・プロに出入りした人、一緒に飲んだことがある人、暮らしたことがある人、仕事をしたことがある人、おバカなことをした人たちから「忘れられない発言」を募り、そのときの状況を記したもの。
ハチャメチャあり、シリアスな言葉ありの、赤塚不二夫の実物大ジグソーパズル!中でも印象に残ったおコトバを掲載しよう。
・頭のいいヤツは、わかりやすく話す、頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。
・一流ってのは、本気で意見を言えるヤツ。世間に対して、はっきり何でも言える人間。本気で自分の思ったことを言えるヤツが一流なんだ。
・今まで、新宿の高層ビル一本分は飲んだな。
・オレが倒れたら、脳卒中じゃなくて脳中卒だな。(赤塚先生は中卒なので)
・オレさ、人が面白いって言ってくれんなら、小便だって飲んじゃうよ。
・オレでも、1割バッターなんだよ。(これまで60以上の作品を描いたけど、当たったのは「おそ松くん」「天才バカボン」など六作品だけ)
・これが不思議なんだよ、みんなでトキワ荘にいたとき、漫画の話はあまりしないの。映画の話ばっかり。
・自分がいつも一番下だと思っていればいいの。そうすれば、人の言うことが よく頭に入ってくるの。
・『第三の男』はいいよ。えっ?テレビで観たの?ダメだよ、映画は映画館で観なきゃ。
・続けざまに 面白いアイデアを生み出さなければ、プロとはいえない。
・テレビでもっと面白いことやろうよ。なんだったらオレ。生本番中に首吊ってもいいんだよ。
・ノーメル平和賞もらうの。
・日の当たった人は、まだ日の当たらぬ人を住まわせ、食べさせる。居候は勉強し、自身を鍛え、世に出ることで恩返しをする。その文化を大事にしたい。
・病気自慢ではないが、婦人科と糖尿病以外の病気はすべてやった。
・品性のない お笑い芸人はダメだ。
・ボーリングでも、囲碁でも、マージャンでも、おもしろいと思っている間は、毎日たてつづけに何回でもやる。死ぬほどやる。あきてしまって見るのもイヤになるほどトコトンやる。
・もっと、真面目にふざけなさいよ。
ん〜!いいなあ…深いなあ。もっと真面目にふざけようっと!(^^♪