「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』

昨日は、いろいろなコメントありがとうございます。(*^_^*) 今日から3年目に入ります。気合を入れてリラックスして頑張りま〜す!(^。^)


昨年亡くなった天才漫画家・赤塚不二夫氏。タイトルの『これでいいのだ』は2冊あるみたい。以前紹介したのは、コレ。


BOOK〜波瀾万丈の生涯!…『赤塚不二夫自叙伝 これでいいのだ』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20081202


この本は、タモリ柳美里立川談志北野武、ダニエル・カール、荒木経惟松本人志などとの対談集。対談だからこそ、自然体になるんだろうね。そこまで言っちゃっていいの〜!?というくらい露骨で、生々しく、裏話やギョッとするエピソードが満載!
読んでみて、赤塚氏って、本当に謙虚だなあ…と思う。オオモノだったね…。詳細は読んでいただくこととして、赤塚氏のメッセージを紹介しよう。



手塚治虫先生も石ノ森章太郎藤子・F・不二雄も、みんな六十で死んでんだよ。トキワ荘の頃、神様・手塚に憧れてひたすら漫画描いてた連中がさ、減っちゃってさ……F、Fなんて言わないんだよ。藤子っていえばいいんだけど、あいつが俺にいろんなことを教えてくれた。俺が、学歴も何もないのに、漫画の勉強ができたあのは、やっぱり、藤子のおかげなんだよ。映画の話とかさ、音楽の話とか文学の話とかさ、教えてくれたんだよ。石ノ森はね、オレは石ノ森のアシスタントやってたんだけど、俺に珍しく漫画の仕事が入ると石ノ森が教えてくれるんだ。「こういうの描けよ」とかタイトル案とか。いろいろ、夜を徹していろいろ話し合ってなっ。あいつも凄かったなあ。だからオレ、人の世話になって生きているようなもんだよ。今回の七人も、よく俺なんかの相手してくれたと思う。みんな忙しいのにさ…でも、みんな面白かった。みんな面と向かうとさ、たとえば、たけしとかね、テレビと違うんだよ。シャイなんだよ、みんな。俺とつき合った奴は偉くなると思ってたから、やっぱり嬉しいね。タモリなんて、もうどんどん偉くなっちゃって、思わず文句ばかり喋っちゃった。でもね、あいつがね、本気でやったら凄いぞ。あいつ、本当に凄いんだから…でも、くどいけど、楽しかった。みなさんに感謝してます。いろいろ、話せて良かった。この本が評判良かったら、俺、また対談するからな。勝手に決めてんだけど、なあ版元…これでいいのだ。


表紙と口絵のバカボンのパパ』の実写版がケッサク!オススメ!


赤塚不二夫公認サイト これでいいのだ

http://www.koredeiinoda.net/
ようこそ 青梅赤塚不二夫会館へ!

http://akatsuka-kaikan.ome.jp/