大切なことに気づく24の物語~読むだけで人生がうまくいく「心のサプリ」~
- 作者: 中山和義
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2007/07/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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BOOK〜お客様とのきずなをつくる3つの関係!…『客は集めるな!』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110108
感動的な24の話が納められているんだけど、その中で、特に涙がデュワーっっ!!!(T_T)と出て感動したのが、この「エルトゥールル号遭難」の話。その昔、テレビで見たことがあって、その時もジーン…と胸を熱くさせました。そのエッセンスを紹介しよう。
・明治時代に公務を終えたトルコの軍船が、帰国するときに嵐に遭って小さな村の海岸で座礁してしまいました。多くのトルコ人が血だらけで海岸に倒れているのに気づいた村の人達は、嵐の中、必死に救助しました。その後も助けた人の介護を続けましたが、貧しい村だったので十分な食料もありません。最後は非常食の鶏までも与えて介護を続けました。しばらくして、事故に気づいた明治政府が、援助の手を差しのべたので、助かった人達を無事にトルコに送ることができました。
1985年のイラン・イラク戦争のとき、イラクのフセイン元大統領が、「今から48時間後にイラクの上空を飛ぶ飛行機は民間機でも撃墜する」
という無茶な声明を発表しました。当時の日本政府は急な事態に対応が遅れて、残された日本人を救援する飛行機を飛ばすことができませんでした。現地の日本人は空港に集まりましたが、どこの航空会社も自分の国民を載せるだけで精一杯で、日本人が乗れる飛行機はありませんでした。そのとき、時間ぎりぎりにトルコの民間機が到着して、日本人を救出してくれました。外務省が問い合わせるとトルコ政府は、
「私たちはエルトゥールル号のことを忘れていない。だから日本人が困っているのを知って助けに来た」
と話してくれました。トルコでは教科書にもエルトゥールル号の話が載っているそうです。
トルコの人達に、日本人がとても好かれていることを知ってとてもうれしかったです、日本は今、とても豊かな国だと思います。、困っている国の人のために 、個人でもできる協力をしていきたいと思います。
また読んでてナミダが出てきた…。(T_T) 111年前の恩を忘れないトルコってすごいね。ウチ(SA)的には「ミラーの法則」の原則の「実際の鏡のように瞬間的に返ってくるとは限らない」ということだろう。世界がもっと平和になりますように、このエピソードは知って、語り継いでいってもらいたいよね。詳細はこちらも見てみて下さい。ダイジェストで書かれているので、わかりやすく、読みやすい。しかし、深い。オススメの本です。
絵物語 エルトゥールル号の遭難
http://www.makuya.or.jp/teatime/douwa/ertug/ertugP1.htm
エルトゥールル号遭難事件 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6