このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^J^)
SAトレーナーブログ 小野塚:新聞社勤務の思い出!?
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51741838.html
- 作者: レオ・レオニ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 好学社
- 発売日: 1978/04/01
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
BOOK〜詩人はこうして誕生した!…『フレデリック』(レオ=レオニ)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101031
この本も実に深イイ!のだ。いつも自分探しをしていた私の青春時代の頃の悩みを彷彿させる。そのエッセンスを紹介しよう。
かれの なまえは ペツエッティーノ。ほかの みんなは おおきくて おもいきった ことも
すばらしい ことも いろいろ できた。かれは ちいさくて きっと だれかの とるに たらない ぶぶんひんなんだと おもって いた。
だれの ぶぶんひんなんだろう、とうとう あるひ かれは たしかめようと けっしんした。
「もしもし、ぼくは きみの ぶぶんひんじゃ ないでしょうか?」はしるやつに かれは きいた
「ぶぶんひんが たりなくて はしれる はず ないだろう?」
ちょっと びっくりして はしるやつは いった。
「ぼくは きみの ぶぶんひんかな?」つよいやつに かれは きいた。
「ぶぶんひんが たりなくて つよい はず ないだろう?」それがこたえだった。
そして およぐやつが うかび あがった とき、ペツエッティーノは かれにも きいてみた。
「ぶぶんひんが たりなくて どうして およげる?」およぐやつは
そう いって ふかい みずの そこへ もどって いった。
〜中略〜
ペツエッティーノは とんでるやつにも きいた。こたえは いつも おんなじ。
「ぼくは だれかの ぶぶんひんに ちがいないんだ、 どうしたら さがし だせるの?」
「こなごなじまへ いって ごらん」
かれはこなごなじまについて こなごなに なって
じぶんも みんなと おなじように ぶぶんひんが あつまって できていると しるのだ。
「ぼくは ぼくなんだ!」かれは おおよろこびで さけんだ。
なんの ことか よく わからなかったけど ペツエッティーノが うれしそうだったから
みんなも うれしかったのさ
やっぱり人間って一人一人が小宇宙だよね。かけがえのない命だもんね。(^^♪