「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜偉人か?変人か?…『野口英世は眠らない』(山本厚子)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^J^)


SAトレーナーブログ  小野塚:視線を感じる…!?その2

http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51734559.html


野口英世は眠らない

野口英世は眠らない

このブログを始めて、三日目に取り上げた野口英世博士。子どもの頃読んだ学習雑誌「小学ン年生」には必ずといっていいほど野口英世のことが載っていたよね。この本は赤裸々なドクターノグチが描かれていて映画化にもなったよね。(^v^)


BOOK〜遠き落日(渡辺淳一)上・下
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070213


私は、野口英世が大好きだ。尊敬している。彼の情熱、エネルギー、強烈な個性!こんな日本人がいたということは誇りだ!\(◎o◎)/!
そんな時に出会ったのがこの本。著者の山本厚子氏は、二十数年前、エクアドルで野口の胸像に遭遇して以来、南米の国々やニューヨーク、アフリカなど約8万kmにわたって野口の取材を続けた。本書で、その波乱万丈の人生をまとめたのだ。


ノグチは、依頼心と利己主義の強い性格で想像を超える借金魔でもあった!偉人なのか、変人なのか? これまで多くを語られてこなかった国際舞台での活躍や、アメリカ人妻メリーの謎を中心に、ノグチの等身大に迫る傑作評伝。そのエッセンスを紹介しよう。


・赤道直下のエクアドル「野口通り」が、そして野口英世の胸像がある、アンデス山中には、エスクエラ・フィスカル・ヒデヨ・ノグチ(公立野口英世小学校)」まで存在し、国民的英雄の扱いを受けている。帰国するやいなや、私は野口英世に関するあらゆる文献を読みあさった。そして、彼が一編の立志伝中の人ではなく、異常ともいえる性格を持つ不可思議な人物であり、悲惨と栄光が交錯する波乱の人生を送ったことがわかった。しかし、200冊以上ある野口英世に関する本の記述には、ラテンアメリカでの活躍ぶりについてはほとんど語られていない。さらに、地球狭しと精力的に行動し、人生の半分を海外で突っ張り通して生きた彼を、日本国内では「国際人のパイオニアとしてきちんと評価していないことも知った。


・日本の約54倍の面積を有するラテンアメリカを、野口英世は10年間にわたって、黄熱病の研究のために駆け回っている。「いったい、野口の活躍はどのようなものだったか。現地の人々はどのように彼を受け入れたのか」。私はその記録をまとめたいと、強く思うようになった。


「ナポレオンは、夜三時間しか眠らなかった。彼になし得られる努力が、自分になし得られるはずがない」というのが野口の口癖だった。


「一体日本人は、いつ眠るのですか」。野口の研究態度は「二十四時間不眠主義」というものであった。彼は研究に疲れて眠ることがあっても、着のみ着のままで、傍のベッドに横たわって、ほんの短時間熟睡するに過ぎなかった。ロックフェラー研究所内では「野口英世は眠らない」のだという噂が飛び交ったようである。研究のすべての作業を野口は自分の手でやらなければ気がすまなかった。


(写真)実験用のサルを用いて研究を行う野口。不自由な左手が写された貴重な一枚。この写真は、1976年「野口英世生誕100年記念」の際に初めて日本で公開された。


・初恋の女性、山内米子との出会い、ストーカーともみられる行動、、そして再会。1915年、日本で再会した米子と野口の間には恋愛感情とは異質な、何か暖かい心の交流のようなものが生じ、それがアフリカで野口が客死するまでつづいたことが推測あれる。世界的な名声を得た野口のと子供四人を抱えた未亡人米子との再度の出会いは、二人にとって相当意味深いものであり、その後の人生に影響を与え合ったことが容易に想像される。米子は野口から贈られた金製の懐中時計を肌身離さず使用していたと孫娘は記憶している。


人間ノグチ!いいなあ。いろいろと調べていたらウチから近くにこんな場所を見つけて早速行って参りました。京急能見台駅から徒歩15分です。ジーン…と来ちゃいました!猪苗代湖の近くの記念館にもぜひ行ってみたいなあ!(^。^)




野口英世博士ゆかりの旧細菌検査室横浜市金沢区長浜114-4 長浜野口記念公園内)
http://nagahama-hall.baysite.net/noguchi/index.html